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カナダに来て感じたこと~日本は「アジアの国の1つ」~

はじめまして。ついにnote、始めることにしました、nonです。
最初に何書こうかなって思ったのですが、単純にカナダに来てからずっと感じてたことを書こうと思います。

日本という国、日本人であることに想像以上にプライドを持っていたらしい。

カナダは日本より物価が高いことは渡航前から理解していたつもりだった。しかし、実際に渡航してきて、本当に何もかもが高くてびっくりした。卵は1パック約5ドル。パンも一斤(?)最低2ドル。外食も、日本で外食するときと比べたら正直美味しくない。けど一回のランチで20ドル超えるのは当たり前。その上、チップも払わなければならない。そして、止まらない円安。
カナダに来て、日本は「安くても、本当に美味しいものが食べられる、最高な国」であると実感せざるをえなかった。
しかし、そう考えた時にふと思った。

「それって、私が日本にいた時に東南アジアの国々に対して持っていたイメージのそれと変わらないじゃないか」

正直に言う。日本と比べて、東南アジアの国々のことを下にみている節が、私の中にはあった。しかしカナダに来て、日本も所詮そのような「アジアの国の1つ」であると感じざるを得ない。

日本にいた時は当然、日本のことしか見えてないから比較しようという発想すらなかったわけだが、それでも日本の食文化やアニメなどは世界的に評価されているし、世界において日本は確固とした地位を築いている、日本は「日本」として認識されていると感じていた。もちろんそれはある種間違っていなかった。アニメが好きな人達は、やっぱり日本のアニメのことを高く評価してくれているし、そのほかの日本文化にも少なからず興味を持ってくれていると感じている。
しかしこちらに来て、日中韓でひとまとまりに認識されているという感覚がどうしてもある。これは顔つきがよく似ているというのも理由の一つであることは理解している。しかし、イタリア人のホストマザーに、「(新しいホームメイトが韓国人であることから)あなた、韓国語は理解できるの?(できるんでしょ?といったニュアンス)」と聞かれ、「いや、わからないよ!日本語と韓国語ってぜんっぜんちがうから!」と答えた。そんな風に思われているのか~と、驚いた。アジア圏以外出身の人に「君は日本、韓国、中国、どこ出身?」とよく聞かれる。アルバイト先では中国人のお客様に開口一番「あなた、中国語しゃべれる?」と高確率で聞かれる。東京の街並みも、よく考えればどこからどう見てもThe Asiaな街並み(駅前の、ちょっと古びたビルが所狭しと立ち並び、企業の看板もそこここにならんでいて、とにかく人がごみごみしている、洗練されてない、ちょっと古臭いかんじ)だなぁと感じる。

日本に少なからず不満というか、思うところがあって日本から飛び出してきた身ではあるものの、そのように他の東アジアの国とひとまとめにされるのは少し悔しい気がした(笑)しかし、これが世界から見た「日本」なんだなぁと思った。

おわりに

初noteということで、締めの言葉が見つからない笑
しかも頭から読み返したら、文末表現が揃ってない汗 けど気にしないことにする笑
私個人としては、日本にちょっと不満があって、日本なんてもう知らない!って思ってカナダに来たところが少なからずあったが、いざこの現状を知った今、日本、もう少し頑張らんきゃだな…と強く思った。具体的に何をすればいいのかは、わからないけど。私個人単位でできることがあるなら、私も日本人の一人として頑張りたい。


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