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復職日記(パーマ女、ひとりごつ)

復職10日め。

どうも風邪をひいてしまったようだ。

コロナやインフルではなくて、古き良きスタンダードな風邪である。
というのは、鼻水とだるさのみで、喉痛も発熱もまったくなく、つまり、すごーく地味な症状が地味に続いているからだ。
コロナもインフルも経験した身からすると「こりゃただの風邪だな」とわかる。

週末に、窓を開けて寝ていたら寒くて目を覚ました時があった。ぶるぶる震えるくらい寒かった。
あれが原因かもしれない。

でも、たとえ症状は地味であっても、常に鼻が詰まっていてだるいとエネルギーを削られますよね。
「ジキニン」みたいな初期症状向けの総合感冒薬を飲めばおさまるのだが、薬の効き目が切れるとふたたび同じだるさがやってくる。
んもー、疲れたよ!地味な風邪に!ジキニンいつまで飲んでるのよ。

なので、明日はほんとは出勤だったけど、自主的に休みをとってちゃんと内科にかかることにした。
一日ちゃんと休んで、ちゃんとしたお薬をもらおう。

というわけで、風邪でぼんやりした今日は、とりとめもないぼやきです。

・・・

仕事でミスをしたとき、「ののっつさん、これミスしてますよ」と上司から指摘されたことを「怒られた」と思ってしまうのをやめたい。
「仕事ができない人だと思われた」とか「呆れられたかもしれない」とか、他人からどう見られているかを勝手にネガティブ想像して凹むのやめたい。

・・・

私が誰かと話をしていたとして、その話をさえぎっていきなりよそから来て自分の話したい話をぶっ込んでくる人ってすごいなって思う。
わたしなら、「あ、話してるから後にしよう」と思って少し待つ。
そのぶっ込み力、すごいな!って思うけど、そうできるようになりたいとは思わない。

待つ人でありたい。
ていうかぶっ込まないで……。

・・・

45歳にもなると、老後のことをたまに考える。
わたしにはこれといった趣味がないから、老後に仕事がなくなったらいったい何をするんだろう。テレビドラマにも、動画にも、興味がない。スポーツもしないし、読書もたまにするくらいだ。

思えば休職期間というのは、軽い老後の疑似体験だったかもしれないと思う。
休職期間中、わたしは「何もすることがない」ということに日々、悪戦苦闘していた。
そして昼間のドトールでぼーーーーっとしていた。

オーノー。

老後に向けて、せめて茶飲み友達を大切にしていこうと思う。
いまある友人関係を大切に。人は財産だなあと歳を重ねるにつれ感ずる。

・・・

衝動買いしたダイニングテーブルが届いた。

届いたけど、組み立てなきゃならないからまだ巨大なダンボールの状態で玄関に置いてある。
椅子も四脚、ダンボールの中。
明日、風邪だから休むけど、95パーセントくらいの確率でせっせと組み立てちゃうと思う。やらずにはおれないと思う。

そして、そんなことしてるから風邪が良くないんだよと後悔しそう。

・・・

昨夜作ったサーモンのムニエル。

バター、白ワイン、レモン、生クリーム、にんにくのソースで。

・・・

パーマをかけた。
ゆるいふわっとしたパーマなので出勤してもあまり気づかれなかったが、「髪の毛変えた?」と言ってくれた人も何人かいた。
「パーマかけたんです。なんか、イヤミみたいになっちゃってたので」と言うと、「イヤミってなに」と全員に返された。おそ松くんのイヤミですよ。あんな感じのおかっぱになりかけてたからスタイルチェンジしたんです。
と説明すると、全員に「ののっつさんがあの髪型してもイヤミみたいにはならないよ(笑)」と笑われた。

そうかな。
わたしのなかではかなり「シェー!」のイヤミっぽいなと感じていたのだが。

パーマはスタイリングがちょっと面倒で、うっかり普通に乾かしているとソフトな葉加瀬太郎みたいになる。
気をつけなきゃ。

・・・

ポテトチップってうまいよね。
しみじみと、うまい。

どんな終わり方だ。