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明日で21歳になります。


最近やっと自分の苦しみから解放された感覚がある。やりたいこと、目標があってそれに向かって努力できている。

やりたいことを出来ず現実に全く納得できないまま過ごしていた中高生の頃のわたしを乗り越えるために大学受験をした。大学に入ってからは過去の自分とさよならだ!と思ってもなかなか他人と比べる癖が抜けなかった。周囲は圧倒的に自分より輝いて見えて、嫌いな過去に蓋をして生きる自分を憎んだ。


最近のわたしは、比較癖がずいぶんマシになった。
今思えば以前のわたしは、自分は不幸で、可哀想な人だと思いたかったのかもしれない。自分の苦しみは自分以外の誰にも分からないと、自ら孤独でいる道を選んできたのかもしれない。

幸福を何かポイント制のように捉えていて、例えば誕生日を祝ってくれる友達がいることは30ポイント、いい大学に通っていることは50ポイント、それに比べてわたしはマイナス何ポイントなのだろうかと、答えの無い、ただ辛いだけの時間を多く過ごしていた。

正直、あの時しんどい思いをしてよかったと考えられるまでには至っていないけれど、無理して苦しみに行く必要はないと気づいた。

自分も他人も、みんなフラットで、でも違う世界にいるのだ。


好きな道を選んで、やりたいと思ったことにはなんでも挑戦して、同じ志を持った人や、近い感性の人と出会うことができた。
おいしいご飯を食べて、お酒を飲み、読書もお笑いも音楽も、自分の好きなことに囲まれて暮らしている。

21歳のわたしは、中高生のわたしより青春を謳歌している。



そして、自分の未熟さに向き合いながら、これからもわたしは生きていく。



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