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だから体育がきらいなんです。


つい先日、とある研修を受けた。

運動が苦手だからこそ
生かせる・できることがあると思ってずっと指導してきた。

だからステップアップのために
学ぶ機会に感謝して受講してきた。

でも…


そこにあったのは体育会系いじり

「おまえそんなんもできないのかよ、だっさ」
「運動苦手でどんくさい子」というレッテル

できないことにスポットライトを当てられる。


久々の感覚だった。
学校体育で味わったこの周りの目があった。


こういう目や言葉を受けてきたから
学生時代は『そこそこできる』ぶっていた。

見かけだけ、態度だけでも
なめられないようにしていた。

結果的にそれが将来の私を苦しめることになると知らずに。



そんな過去があったからこそ生かせる現職

トレーナーや指導者が「運動苦手」じゃいけませんか。
「体育嫌い」じゃいけませんか。
嫌いだったからこそ伝えられるものがあるんじゃないんですか。


スポーツに関わっている=皆スポーツ好き・体育好き

ではないことを当たり前としたい。


スポーツ嫌いだったけど好きになったっていいじゃん。
運動苦手でも運動してもいいじゃん。

そのレッテルがあるから
体育嫌いな子が運動しなくなるのよ。
体育が楽しくなれば運動も楽しくなるし
運動が楽しければ体育を乗り越える術も見つかる。

そんな社会が普通になればいいのに。

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