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藍染のある生活 シーツ


よく眠れる原因を考えていたのですが、
藍染も一役買ってくれてるようです。

使っているのは、
埼玉県 武州正藍染の生地です。

剣道着や剣道袴などで
よく使われるものです。

仕立ての生地を扱うお店で
去年手に入れました。

藍染の青がなんとも言えなくらい
きれいです。

藍は大まかに言って殺菌、防虫、
防臭、洗剤不要、手洗い水洗いで取り扱う、
と言った特徴があります。


そして濃紺の藍染のものは、
藍の香りがします。

不思議と暑さと寒さは感じにくく、
とにかく素肌に良い感じがします。

藍は色落ちはしますが、
色を落としながら汚れも落とす。
洗剤を使わなくていいのが
素晴らしいですね。

色落ちも、不快感がないのが良いところです。

そして色がだんだんと
味わいのある色になって
なじんでいく。

5メートルくらい藍染生地を買って、シーツやテーブルクロス、
またランチョンマット、pcのカバーなど、色々使っています。

アンティークでは戦前のシルクに染めた藍染もあり、藍染のある生活が浸透していたようです。

大原女も農作業着はおそらく藍染、
農作業衣、
前掛けも藍染、
剣道着も藍染、
昔のものを見ると、肌に優しく、
防虫防臭効果もあって、まさに完璧と言ってもいいくらいのもの
を活用していたわけです。

見た目も触り心地も、とてもいい。

そんなわけで1メートル幅の藍染生地を
ふとんのシーツサイズにカットし、
寝る時に使用しています。

何らかの解毒にもきっと良いと思います。
というのも、肌感覚で良いものは、
何らかの心地よい日常にしてくれるからです。


剣道着(今は色々な素材が出てますが、藍染のものは、色落ちがあってもとてもきれいに見えます。)

柔道着の青が今ひとつ好きになれず、
剣道着の色にひかれてしまうのは、きっと他にもいると思います。

藍を育てて、藍染をする、
何度もやろうかと思ってたけど、手付かずです。

愛染のキットもあって面白そうですが、
正藍染とは別物のようです。

というのも、

天然藍を生き物のように建て(藍を育てる)、
藍に小麦フスマなど与えて育てる。
温度も見ながら熟成させる。

こんなの普通にできる環境じゃないですね。

さらに生地ではなく、生地の糸から染めて作る。綿の糸の段階で何か違いがあるそうです。

硬さ、柔らかさ、動きやすさ、
縦横、違うように染めた糸を使っていく、

ここはプロに任せて生地などをうまく使っていくのが良さそうだと思います。

作務衣を探していた時期があるのですが、
結局は剣道着にしました。

なぜなら、作務衣がとても高価だったのもありますが、生地は剣道着の方が厚手で強く、
ずっとよかったからです。

作務衣として
春秋は家でよく着ています。

剣道用なので、とにかく動きやすい。
見た目と違って生地が柔らかい。

剣道されている方には
失礼かもしれませんが、個人が家で着るには、誰の迷惑もかけないから良いかと。

見た目よく、装飾は無しでいうこと無し。

ずっと前立ち寄った外人も、生地に感動していたのを思い出します。

生地をハサミで切り、
単にランチョンマットとして使用するのも、
結構良いです。

色で気持ちも落ち着かせるのか、不思議と
食べ過ぎも防げると思います。
(赤やオレンジの調理器具が多いのは、食欲を刺激するそうです。)

武州正藍染だけでなく、
岡山県の生地も結構好きです。
まだ知らないだけで、日本各地に藍染を作っていると思います。

殺菌防虫、着心地が良いなら、
自然と免疫力などもつくかもしてません。

今、藍染の生地をシーツにしていますが、
パンツや肌着も藍染に
していくのもいいかも、と考えてしまいます。


濃紺の藍染です。剣道袴に使われているものと同じだと思います。
わかりにくいですが、手に色がつきます。何度か使用していると色落ちは少なくなります。でも色落ちは永遠に続きます。
藍染のアサギ。シンキングボウルともよく合います。
藍染 綿/ウール混です。柔らかく、温かい。でも暑苦しさが今のところないです。
濃紺とアサギ、
他のも色々あるらしく、まだまだ知らないことが多いです。

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