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私が30歳のころなんて〇〇だったわ~!を褒め言葉に受け取れないのは何故なのか思考してみる。

3カ月前にザラっと感じた言葉を昨日ふと耳にして、そして同じようにモヤっとした。
ので、これを分解してみたい。

私が言われた言葉ではないので、言われた本人はしっかり嬉しいのかも。
とんだありがた迷惑首突っ込みたがり思考noteだぜ!

最初は、とある50歳前後の方が私の大好きな方を褒めているところ。
その方は30歳か31歳、いつもいつも言葉選びが素敵。
仕事や人生に対する考え方も素敵、つまり生き方も素敵。
それはしっかり素敵ミセスにも伝わっていて、お人柄を褒めていた。
その一端で「〇〇さんは本当に素敵!私が30歳だったころなんて、〇〇が〇〇なんて思ったこともなかったわ!」と感嘆していらした。
ん??
その時はザラっと感じたものの、なにに波風がたったのか分からなかった。

つい昨日、また別の31歳の方の素晴らしさを形容する場で、やはり「〇〇さんがすごいのはさー、こんな思考ができるのにまだ31歳ってことだよね!私が31歳のころなんてさ~」である。しかも複数回。
うーん・・?この感じ前にも・・・?
あぁ・・・!ちょっと前のあれ!
って思い至る。

これはエイジハラスメントなのかしら?
30歳までに子供産まなくちゃね~!とかそういうやつだよね?
ageはageだけどもちょっと違う気がする。

たぶんこれ、言われた人が大学生とかティーンだったら「うんうん分かるわあ。あの子すごいわね!」って気持ちになる。
なんなら自分だって「お母さんが4歳のときに平仮名読むなんてできなかったよ?!」と大袈裟に褒めて長女をニヤつかせているではないか。
となるとこれは、言われた人がほぼ30歳だということだとが私をモヤっとさせてるのでは?

婚活市場を客観的に見ていると、30を過ぎたら年齢なんて本当に意味がないこと・個人差がすさまじいことをまざまざと見せつけられる。
もちろん何もしていなければ年相応に劣化していくけれども、ケアしていたり気を遣っている人は雰囲気がいい。不愛想な20代より圧倒的に勝てる。
思考や言葉遣いも同じく。
これは30歳を待たなくても個人差がものすごく大きい。
学歴がどうのこうのではない、仕事がどうのこうのでもない。
それまでにその人がどれだけ思考してきたか、今どれだけ深いところまで思考できてるかによると思う。
それは私が2、3年前まで思考してこなかった側の人間だからこそ、あぁこの人は思考している人なんだなぁ、すごいなぁ、素敵、と思う。

だから私が同じ表現をするのなら「30歳でそこまで思考できてるんですね!すごいです!!」だ。
だって「30歳のころの私」と比べるなんて失礼すぎるから。

あー、それだわ。
私の30歳のころなんて、が、私にとっては
「あんな頃の私とあの素敵な方を同じ土俵に上げる???は??なんて??」
というレベルだからだ。

あー、なーんだ。
よかった。
私の30歳がポンコツすぎたからザラっとしただけかー!
安心した。よかった安心した。(大事なことなので2回言うよ。)

だって、この表現をしてたのは芳麗さんなのだもの。


そして最初の素敵な30歳(31歳?)は大好きなSaoriさんなんだもの。


書き出すかどうかめちゃくちゃ迷ったけど、今日このnote書いてよかった。
発言者のdisになりそうだったらめちゃくちゃ隠すか、いやでも分かる人には分かるかー?と思っていたけど、杞憂に終わって何より。

note書き出すまで1日とちょっと、ザラっとした気持ちで過ごすのちょっと苦しかった。
このままだと芳麗さんの言葉をこれまでみたいなポジティブベースで受け取れなくなりそうだったから。
人と疎遠になったりなんとなくそれまでの温度感を保てないのってこういう小さな違和感だったりするんだろうな。
自分が勝手に感じたことなのに他責にするのってとても簡単なんだな。

なるほど、こういう違和感を放っておかずに言語化することは、自分がスッキリするだけじゃなくて大切な好きなものを無くさずにもいられるんだね。

またしてもnoteで思考がひとつ深まったよ。
サンキューnote!


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