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ジーチラの法則ww

前回のおさらい

いわゆるフラッシュバックのような、
考えても幸福に繋がらないことばかり思い返して反芻する癖と、
その結果抱え続けることになるモヤモヤから脱する具体的な方法として
【⭐️目の前のことに集中した方がいいパターン】について書いた。

「今」という目の前の、
目に見えている物事に適度に集中しながら生きると
脳はリラックスできて結果的に満足度や幸福度が高まるという脳の性質に基づいたテクニックだ。

次に、今日は
⭐️目の前のことに集中しすぎない方が良いパターンとその場合の実況中継方法について書いてみる。

目の前のことに集中しすぎない、とは

とにかく脳は、何かに没頭するのが好きだ。
心理学の用語では「フロー状態」ともいわれる。

比較的得意なことを邪魔されず没頭できる時、脳はマリオのスター状態みたいなすべてを超越したストレスフリーの最強モードになれる。そんな感じ。

しかし、
マリオのスター状態(何にぶつかっても誰の攻撃にも負けない最強モード)にも
弱点がある。

・穴に落ちて画面外に消えること
・落下物等に潰されること
などはスターモードが切れて一機失うことになる。

何が言いたいかというと、
没頭しすぎも危険ということ。
自分1人の世界に入っても誰にも迷惑のかからない完璧な環境を整備できれば話は別かもしれない。(穴がなく、落下物もないステージにおいてスター状態のマリオは確かに最強だ)

でも、私たちが生きる現実世界では
一日中、自分1人の世界に没頭し続けることは難しいし、
もしそうしてしまったら、色々と全体がうまく回らなくなるだろう。
(86時間ぶっ続けにゲームをして亡くなった死亡例が実際にある)

人との交流の多い仕事や、子育て中であれば
自分の得意なことや好きなことだけに集中し続けるなんて、ほぼ無理に等しい。
(一日中一つの作業だけに集中していれば良い職人、みたいな仕事があれば話は別だけど)

だから、目の前のことに集中しすぎて落とし穴にハマらないように、
目の前のことに適度に集中しながらも【自分の周囲を中継するモード】も起動しておくと良い。

目の前のことに集中しつつ同時に俯瞰する

私は、看護師時代
目の前のことに集中しながら、いくつものことを同時に考えるということが本当にできなくて、いつも死にたくなっていた。(看護師の仕事はそれができないと務まらない)

今行っているケアのペース配分を考えながら、その先に待ち構えている複数の患者それぞれの予定を見越して動き続ける…。
正直、私には無理ゲーだった。パターンが複雑すぎたし、苦手な要素が多すぎた。

今は看護師ではないにせよ、
その時している作業のペース配分を考えながら、周囲を見渡しながら、
その日に終える必要のある業務内容を見越して働くことは変わっていない。
(幸い、看護師の頃ほどの複雑さや苦手要素はない)

今に集中しながら、俯瞰して周囲を見る。
この【自分の周囲を俯瞰して中継するモード】を機能させる時に大切なのは、
あくまで集中するのは目の前のことだということ。

その上で、目の前のことにも没頭しすぎない(没頭し過ぎによって生じるリスクを回避する)手立てとして、
周囲にもアンテナを張っておくのだ。

これを、「ジーチラの法則」と友人は言っていたww
その友人はこの法則を、
営業先のお客さんと一瞬で仲良くなるためのスキルとして教えてくれた。
相手にジーッと集中しながらも、相手の周囲をボヤーっとチラーッと見るのだそうだ笑笑

「ジーチラの法則」というネーミングのダサさが気になるという点は置いておくとして、
確かに的を得ていると思う。

今日の結論として、
【⭐️目の前のことに集中しすぎない方が良いパターン】を
繊細さゆえに生きづらさを抱えている人が
日常生活においてどのように活用できるか、具体的に提案して終わりたい。

苦手な人には近づくな、近寄らせるな

そういうことだ。

自分の視界に、フィールドに苦手な人や苦手なものが入ってきたら
まずは、それをジッと見てはいけない。

「あ〜なんか来たな〜」というくらいふわ〜っとした実況中継を開始して、俯瞰している周囲の一部として苦手な対象を認知する。

その上で、相手が近づいて来ないのであれば、
自分はあくまで今集中すべき目の前のことに集中し続ければ良い。

逆に、もし相手が接近してくるようであれば、
今度はそこから早めに立ち去ろう。トイレに席を立っても良い。
ただし、あくまで自然に。

相手の脇を通り過ぎる必要がどうしてもあれば、何か用事がある風を装って
小走りで駆け抜けても良いけれど、にこやかに挨拶くらいはしよう。

これが、繊細な人が俯瞰する技術を活用する一つの具体例である。
(苦手な人が、まさに自分に用がある場合は、もう腹を括るしかない笑笑)

ある人にとっては、おそらく上記の対応は
本能的に、当たり前にやっていることで、
わざわざこんなに事細かに文章化して説明することではない、と思われるかもしれない。

しかし、繊細な人や感覚過敏がある人、過緊張になると固まってしまう人なんかは、苦手が目の前に展開し始めた瞬間もう他のことはどうしたらいいか分からなくなるという人もいるのだ。(私にとって、看護の仕事はまさにそんな感じだった)

また、危険や苦手が接近している時にも、目の前の作業や仕事に集中しすぎるが故に、早めに危険を察知できず不運を被ってしまう人もいる。
(セクハラを受けやすい人とかはこの傾向があるかもしれない)

なんとも、下手くそな説明で長ったらしくなってしまった…。
(こんな文章誰に需要あんねんと思いつつ、発達障害ゆえの生きづらさを抱えている人ととはこういう話をすることがあるので、もしかしたら誰かに届くかもしれないと思って書いた。)

今日も読んでくれて、ありがとう。

明日は何について書こうかな。

今日もどうぞあなたが安心してぐっすり眠れますように。

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