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子どもが1歳5ヶ月になって思うこと

子育ては毎日いろんなことがあるけれど、最近の大きな変化は、息子にとって父親の存在がとても大きくなっているのを感じたことです。

赤ちゃんは生まれる前からママのお腹の中にいて、ママの声を毎日一番近くで聴いているし、生まれてからはずーっとママに抱っこされて何度も母乳を飲んで、まだ目が見えないときから小さい身体の全身でママの匂いや気配を感じ取っているんですよね。

なので赤ちゃんの時はママが一番安心できる存在で、ママから離れるとすぐに泣いてしまうし、パパの存在を認知するのはママに比べてずっと後になるんだな、と思いました。

今までずっとそんな日々を過ごしてきて、夫は子育てにとても協力的だけれど、どうしても子どもが求めるのがママなので、なかなか安心して夫に任せきれていないところがありました。

特にまだ母乳をあげていたときは、自分の身体のセンサーが子どもに向かって自動時に働くので、たとえ離れていても常に子どものことが頭にある状態なんですね。

なので、私は産後早くに仕事に復帰したけれど、思考は常に子どもに向かっていて、休むことなく緊張感のある日々で、無意識にかなり大変だったんだなぁ、と今になって思います。

そして今ようやく、息子がパパと二人でいるときに、私は本当にリラックスして過ごせるようになりました。
それは息子が成長し、パパに対して絶対的な信頼があるのを感じるし、夫を見ていてもだいぶ父親らしくなって、夫も息子もとても頼もしく思えるようになったからです。

ちょっと前までママと離れるとすぐ泣いていたのに、今ではパパとの楽しそうな笑い声がお風呂場から聞こえてきて、ほっと安心します。

息子も今ではいろんなものを食べられるようになり、自分で歩いて好きなところに行き、またまだ危なっかしいところはもちろんあるけど、なんだかとても成長したなぁと思います。

ママの母乳とママが作る離乳食だけで生きていた頃とは比べ物にならないぐらい逞しく、なんだかもうママがいなくても生きていけるんだなぁと思ってしまって、成長が嬉しい反面寂しくなってしまいます。

だけど私もすーと肩の荷が降りて、というか、肩の荷を安心して半分夫に任せられるようになって、子育ての第1フェーズを乗り越えたような、ここまですくすく成長してくれた息子と、すっかり父親らしくなった夫に感謝しつつ、また次の息子の成長(次は恐怖のイヤイヤ期突入…)に慄きながらも楽しみで、今、産後ようやくふっと力が抜けて、これまで緊張して息子を守り続けた自分にひとまずお疲れ様、と言いたいような、母親としての自信が少しだけついたような、今まで感じたことのない新たな気持ちになっています。

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