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出会い→国際遠距離恋愛→結婚 アメリカ移住までの1208日間

人生って、思いがけないことが起こる。
たった一人との出会いで、すべてが変わる。
折に触れ、つくづく思う。

どちらかといえば子どもの時から波瀾万丈な人生。後悔はひとつもないけど、なぜか恋愛だけはいまひとつ。だから、まさか夫のような人に出会えるとも、ましてや結婚なんてことは私ばかりでなく周囲にとっても現実味がなかった。実際、父に「ごめんなさい。まさか、ののちゃんが結婚するとは思ってませんでした!」と笑って言われたくらいだ。

夫とは2020年にオンラインで出会い、毎日連絡をしあう日々が始まった。パンデミックの影響で直接会えたのは1年4ヶ月後。アメリカに会いにいくために、17年勤務した職場を退職し実現した。

実はこの間、夫の意向を尊重して、電話もビデオ通話もしないお付き合いで過ごした。紆余曲折、そんなこんなで今がある。

ずっと出会いからの経緯をまとめたいと思っていたから、noteを始めたこの機会にタイムラインを書くことにした。

タイムラインの★印は、今後記事にしたいところ。これまでブログやYouTubeに情報提供してくださる多くの方々のおかげで本当に助かったので、私の経験もシェアし、どなたかの参考になればうれしい。


2020年 出会い

11月
▪️24日、マッチングサイトに写真・英語のプロフィールを登録。★
▪️登録2時間後、夫から反応が届く。やり取りが始まる。★
12月
▪️19日、夫がくれた写真を見て直感が走る。★

2021年 方向性を決める

4月
▪️
家族に夫との付き合いを伝える。★
6月
▪️
会う時期や方法を夫と何度も話し合う。心決める。★
7月

▪️職場に退職の意向、理由、目処を伝える。
10月
▪️退職日は2022年3月末日に決まる。最終勤務日は2月末。
11月
▪️コロナ禍の海外渡航について調べまくる。★
▪️出発日と帰国日を決める。航空券購入。 PCR検査予約。★

2022年 初対面・婚約・結婚

2月
▪️2月末日、最終勤務を終える。
3月
▪️7日、PCR検査受診→ 陰性証明書もらう。
▪️9日、羽田からアメリカへ出発→ 同日、夫と空港で初対面、初めて会話する。★
4月
▪️2日、旅行先のディラウェア州で婚約。 ★
▪️15日、アメリカ出国。翌日日本帰国→ PCR陰性。
▪️17日、婚約者ビザ申請準備開始。
5月
▪️7日、自力で婚約者ビザ申請書類を完成。100ページになり疲労困憊。★
▪️配偶者ビサ申請を検討し始める。★
▪️両親に婚約者ビザを再説明。ビザの条件に困惑の返答あり。★
▪️25日、配偶者ビザ申請の意思を固める。★
▪️互いの国にいながら結婚できる2つの方法を知る。★
▪️婚姻方法を、日本で婚姻→ 日本人の家族として来日→ 挙式→ ビザ申請に決める。★
6月
▪️婚姻届提出は現住所の市役所にする。★
▪️15日、サインした婚姻届をEMSで夫に送付。★
▪️22日、夫に婚姻届が届く→ 28日、夫もサインし私へ発送★
▪️24日、実家への引越し。
7月
▪️7日、夫から婚姻届が届く。★
▪️11日、結婚指輪をネットで購入。★
▪️入籍日と姓の変更を決める。★
8月
▪️2日、入籍→ 晴れて夫婦となる。★
▪️12日、戸籍謄本、婚姻届受理証明書発行される→ プロの翻訳を依頼。★
▪️12日、夫の短期滞在ビザ申請準備。★
▪️15日、夫にビザ申請書類をメールで送付。★
▪️15日、在ニューヨーク日本国総領事館にビザ申請。★
▪️24日、ビザ貼付のパスポートが夫に届く。★
9月
▪️15日、夫 アメリカを出発→ 翌日到着→ 家族と初対面。★
▪️23日、神社で挙式。★
▪️24日、東京へ移動し観光。
▪️27日、夫 アメリカに帰国。また遠距離。★
10月
▪️23日、ビザ申請書類をまとめ移民弁護士に送る。★
11月
▪️14日、弁護士から申請書類発送の連絡あり。書類のスキャンも届く。★
▪️28日、米国移民局(USCIS)から書類受理証明が夫宛に届く(NOA1, 18日付)。 途方もないVisa Journeyのはじまり。★

2022年3月9日のANA羽田→NY便。がらがらのこの状態で飛行した。

2023年 ひたすら待つ・動き出す

10月
▪️3日、USCISから承認のメールが夫に入る(NOA2)。★
▪️6日、審査第二段階のナショナルビザセンター(NVC)にケースが移行される。★
▪️11日、NVCから詳細案内とケース番号のメールが届く。★
▪️11日、県警に犯罪証明書発行依頼。★
▪️17日、カナダで夫と落ち合う。13ヶ月ぶりの再会→ 1週間過ごす。★
▪️25日、県警に犯罪証明書を取りに行く。★
11月
▪️3日、DS-260提出。★ *DS-260: オンライン上で提出する第二段階の申請
12月
▪️4日、NVCが承認。面接日等の詳細メールが届く。★
▪️28日、東京で面接前の健康診断と追加の予防接種を受ける。★

2024年 移住

1月
▪️16日、大使館より追加書類の連絡あり→ 原本要のため夫に即発送を依頼。★
▪️18日、追加書類持参不可を大使館に連絡する。★
▪️22日、アメリカ大使館面接。ビザ発給は追加書類確認後と言われる。★
▪️30日、追加書類原本を大使館に送付→ 翌日到着を確認。★
2月
▪️5日、ビザ発給済みの表示を確認。★
▪️6日、配偶者ビザ貼付のパスポートが届く。★
▪️貯金の一部を海外送金。★
3月
▪️14日、日本出国。★

追記: 移住後〜現在

3月
▪️車購入。
4月
▪️26日、グリーンカードが届く。
5月
▪️月初めより、移住後のストレスで心身不調あり。
▪️6日、ソーシャルセキュリティの姓変更手続きをする。
▪️17日、ソーシャルセキュリティカード届く。
▪️24日、夫と共同名義の銀行口座開設。
6月
▪️日本語を勉強するアメリカ人、在住日本人に出会う。
▪️日本語会話カフェに参加し、一気に交流が深まる。
7月
▪️在住日本人との交流が増えた。
▪️明日からニューヨークへ結婚2周年記念旅行。★

ここまでお読みくださり、ありがとうございます。


長かった年月。パンデミックでスムーズに行かないことが多かったけれど、そもそもパンデミックがなかったら、私たちは出会わなかった。なぜなら、身動きが取れない時期ゆえマッチングサイトの利用を決めたからだ。いつ会えるか思い巡らす日々は穏やかではなかった。でも、皮肉にもパンデミックが繋いでくれた縁とも言える。

マッチングサイトについては昨今いろいろ言われるが、この点について私の見解や登録前に決めたことを別の記事にまとめたいと思う。

人を愛するとか、安心ってどんな感覚なのか。それを夫が教えてくれた。だから、1208日間を振り返るとき、夫にいつも思うことがある。

本当にありがとう。出会えてよかった。

4月に届いたグリーンカード。感無量だった。

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