ヤカンの沸騰
毎度のこと
朝、自分の部屋で(2階)スマホ眺めていると
階下からお湯が沸いた音
ピーーー!音が聞こえてくるまただ!その音で私の血圧上がる。
母はヤカンを火にかけてから、わざわざ庭に出て畑仕事or草むしりを始める
朝食を食べている間や茶を飲みながらテレビを観てる間にヤカンのお湯は湧くというのに。
何度そう言っても母は聞かない。
ほぼ9割、ガス点火してから庭に出る。
母曰く「お湯を沸かしている間にちょっとした用事を済ませられるんだ!」
「ポストに新聞を取りに行ってくる間だ!」
新聞を取りに行くだけでは済まない、何か目についた物に手を出してしまう。
沸いたお湯の湯気でキッチンが熱帯植物園の一歩手前のようにムンムンになるほどが、ちょっとした用事なのか?
お湯を沸かした事を覚えてるのか忘れてるのかわからない母がキッチンに戻ってくる頃にはヤカンの湯はどれくらい減っているか。
私が在宅の時はガスコンロの火を止めて庭に母を呼びに行く。
心の中ではこの「ク◯ババア!」と怒り心頭の言葉がグルグル
認知症の悪癖とわかっているが毎度朝っぱらからピー!音で呼ばれるのは腹が立つ。
自分で設定した目覚ましアラームで目が覚めるのに腹を立てることは無い。
母のやらかしの結果のピー音で目覚めやら、呼び出されるのに腹が立つのだ。
アンガーマネージメントの本も読んだ。6秒深呼吸もしてみようとするが、どうにも「怒り」に囚われる。
数年前にキッチンをリフォームしていた時、工事中はガスコンロが使えないので電気ケトルを使っていた。
沸騰すれば自動で保温に切り替わるし便利なので、そのまま使い続けるつもりだった。
しかし、リフォームが終ってガスコンロが使えるようになったら電気ケトルが見当たらない。
聞けば母が「もう必要ないから」と、どこかにしまい込んでしまった。
この湯沸かしバトルはいつまで続くのだろうか。
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