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宅浪を乗り越える

ある旧帝大学工学部に通っている、3年生の女です。

突然ですが、

宅浪

と検索したことはありますか?
検索してみると、様々な記事や動画が出てくると思います。

宅浪は失敗する?

といった文が見えたり、

宅浪の危険さを伝えたい

なんて記事も出てきたりします。
さらに、「他の人はこちらも検索」のところには

宅浪_精神崩壊

という候補も…。

そもそも宅浪って検索する人は、宅浪しようかと考えてる人がほとんどだと思うけれど、こんな文字が出てきたら、記事やホームページを読む前に絶望感でいっぱいになりそうですよね…。少なくともわたしはそうでした。

わたしは現役時代、現在通っている大学を第一志望で受験しましたが落ち、その後自宅浪人、いわゆる"宅浪"として1年間勉強し、合格しました。
生い立ちや受験校、受験結果など、詳しくはまた別の記事で詳しく書こうと思っています。

このnoteを始めたのは、

宅浪を経験したわたしが、今宅浪でつらい気持ちをしている人や、これから宅浪しようか迷っている人の力になれればいいな

と思ったからです。

ここでは、具体的な勉強方法というより、わたしが当時どんな心持ちで宅浪として勉強していたかなど、主に

「心の面」

について書いていきたいと思っています。もしどこかの宅浪生がわたしのnoteを読んで、こころが少し軽くなったら本望です。

わたしは実家の家計状況が厳しく予備校に通えないため、浪人するなら宅浪という選択肢しかありませんでした。だから4月に宅浪を始めて8月末くらいまで、「予備校に通いたい」「当たり前のように予備校に通っている人たちが羨ましい」と思っていました。でも9月からは宅浪である状況を前向きに受け入れて勉強できるようになりました。そんな私の当時の考え方や、大学生になった今思うことなど、色々書いていこうと思います。

浪人は、予備校に通うことではありません。「生徒」でも「学生」でもない立場で、行きたい大学のために勉強することだと、今わたしは思っています。

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