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多様性を考えてみる

今この世の中で最も叫ばれている言葉の一つに多様性がある。最近では人種や障害、国籍、性自認や、セクシュアリティーなどさまざまなところで多様性が使われる。

一方で日本は同質的という言葉で表現されることがある。国民性などで考えれば確かにそういう部分はあるかもしれない。

しかし思うに、人は元から多様だ。それぞれ違う生き物だ。

結構あたりまえなことを言ったかもしれない。しかし、私はそう思う。

先日の出来事

先日友達との会話で、日本の様々な大学から来た日本人留学生とその友達が集まる会で毎回頭のいい学生が政治の話をしだすので、ついていけなくなりその集まりに行かなくなったと聞いた。

後からこの話を振り返ってみたら、別にその子が頭が悪いのではなく、ただ政治に興味がないだけでないかと思った。言い換えれば、“頭のいい友達“ にはない興味分野が、その子にはあるはずだし、逆もあって然りだと思う。そういう意味で、人の関心なんて千差万別であり、これは実に多様的ではないだろうか。

「政治はみんなが知っているべき」「知っている人は偉い」のように社会的に期待されているかもしれないが、そもそも関心を持てないような政治家の態度や一種の諦めからくる無関心もあると思う。


周りがどうだからではなく、他者と自分を切り離し、政治で盛り上がる人達は同じような関心分野をたまたま持ち合わせていただけで、自分は彼らと違う関心分野を持っていると割り切ればいい。知らなかったことで、自分を蔑む必要はないと思う。だって人の興味分野はそれぞれだから。

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