最後の勤務を終えても通常運転【日記】

新卒で丸5ヶ月。
今日が最後の出勤日だった。

退職の挨拶の反応は、人様々。

作業したまま「おつかれ」とだけ反応する人もいれば、わざわざお菓子を持ってきてくれて「寂しくなるね」と言ってくれる人もいた。(ちなみに前者は社長、後者は同僚の女の子)

応援の言葉も色々と頂いた。
「すぐには難しいかもしれないけど、やりたい事が見つかるといいね」
「次の場所でも頑張って」
「少しでもうちでの経験を活かせたら…」

よく聞く「うちでダメならどこでも通用しないぞ!」みたいな言葉は、幸運にも頂かなかった。そういった意味では、良い会社だったんだと思う。


……さて。
全て終わって、いまはベッドの上。
明日からはもう会社に行く必要はない。

安堵と同時に、虚無。焦燥。

自身の選択について、後悔しているわけではない。
どちらなせよいつかは去っていた、業界と職種。
日に日に増していく、人手不足の弊害。
適応障害がピークだった頃、会社で感じていた胸の苦しさ。
それを思えば、この選択は決して0点・不正解ではない。

ただ、失ったものは予想よりも大きかった。

これまで良くしてくれた人たちとの関係。
「やるべき事」がある生活。
安定した収入。
明確だった、自分の所属。

もう何者でもなく、何も持たざる者になるのではないか。私は。

「何者って、貴女は貴女でしょう」というご意見が聞こえてきそうだけど、残念ながら「野乃(または本名)」としての私としてだけでは何の魅力も価値も見出せていないのだ。


こんな風に普段通りのネガティブを炸裂させつつ、こうしてnoteに記録している。

いつかこのnoteを鼻で笑えるような日が来るのだろうか。


…いや、来ないと困るか。

わかっております。とりあえず、動かないと。

「お腹が割れる」というエクササイズをしながら、求人サイトのチェックでもしようか。これから。

野乃

サポートに相応しいnoteを書けるように、サポートに相応しい人物になれるように、今後も努めて参ります。 もしも、万が一サポートして頂くようなことがあれば…泣いて喜びつつ大切に使わせて頂きます!