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懐かしい匂い


今の自分は極力、人との距離感を近付かないようにしている。

それまでの自分が「孤独が嫌」「ひとりが嫌だ」と、
出来るだけ、誰かと一緒にいたから。

でも渡り鳥のように次へ次へと、一人、で動く。

一人で動くけど、孤独感や疎外感がなければいい。

・・・・・・・・・

あれから僕は少しずつだけど一人に馴れてきた。

けれどまだ、孤独感はある。

解ってくれ。誰か僕を知ってくれ。
声を聞いて受け入れてくれと夢見心地な現実を生きている。

諦めることも少しは覚えて、馴れてきた。

けれど 不安な時は まだまだ不安なまま空回る。

僕みたいな人間が一瞬でも空回れば それは他人からしたら、 
それはそれは物凄い空回りをしているように見えるのだと思う。


「嘘でもいいから」とは もう思わない。

念を押したい。重ねて釘を刺しておきたい。

「嘘でもいいから」とは絶対にもう思わない。

社交辞令ならいらない。
適当なその場しのぎや、会話の空気に合わせた言葉ならいらない。

僕は「正直に言って」と、その思い込めて言っている。


大抵の人とは縁を切ったし、ここ2ヶ月、
日中に会うような人たちはここを見てないから。

みんな そんな言葉を急に言われても、「キョトン」としている。

今、付き合いがある人とは、僕は死ぬまで縁は残したい。
特に、古い付き合いの人に対して 僕はそう思っている。

せっかく出逢えて、せっかく今もお付き合い 御縁があるのだから。ね。

・・・・・・・

僕の 「嬉しい!ありがとう!!」が、どれだけ空回りしようと
一手や二手 僕が 【物凄い振り切り方】 をしてもね。
それを相手が 【好感的に笑って 受け止めてくれたら】それが一番だ。

・・・・・・・

僕は物差しを決めた時点で、今の現時点での、

【 最高到達地点 】しか見ていない。

あとは、消えて頂戴。

・・・・・・・

無所属の女が
流れ着いた先
吉原県猫街

桃色塗ったくった街
あまりに
花っぽすぎて
ためらいがち

になっとるのも
束の間(つかのま)

ふと思い出す
少女だったときの
あの恋っぽい
キモチ
浸るヒマはなく
飛んだり跳ねたり春猫祭り。

つまらんくだらん
感傷
とっぱらったヤツが
ここ猫街では勝ち

冷凍都市から
猫街へ
流れ流れて
人の群れ

冷凍都市から猫街へ
響き渡る
春猫の声

産声上げた
ばかりの赤ん坊も
繰り返すだろう
諸行無常
さあ行け
冷凍都市から
猫街へ ( ね こ ま ち へ )

・・・・・・・・

知ってる人だけ 踊りな。

昔見ていた海外のドラマは何だったっけ

「サブリナ!」

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