雨、まだ降ってる、何故だか心が騒ぐのです。

散文 どこから話そうか。

「僕らの」の話は今はもうしない。

もうそんな季節なのです。もうそんな年月なのです。

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朝から悲しいスイッチみたいなのに入っている理由は明確にあるのだけど。どうしようも解決しない結果が全てだから、ただそれだけ。

ただそれだけ、というなら、タイトルも「ただそれまで」になってしまうのだけど。

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でも大丈夫。死なないのです。
僕らは、僕は死なないのです。人間はそう簡単には死ねないのです。

それが解ってしまっているから 死にたいのです。

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久しぶりに「死にたい」なんて言葉にしてみた。

何年振りだろう。

死んで、この矛先を解ってもらいたい。

この抱えた傷も想いもすべてを、受け入れてもらえないのだから

机、地面、首元に突き付けて、誰かを刺し切って もう既に死んでいたい。

そうは世の中が許してくれないと思うのです。

それでは救いも来ないのです。

だから 声が聴きたいのですが聞こえないのです。


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「許そう 許そう あの切なさも 許そう 許そう あの過ちも 」

「許そう」という言葉から始まる気持ちも、いつのまにかどうしても許せなくて。

そして、この夏、手にしたこのCDの言葉には、もっと鋭い言葉で

「忘れろ あのことも許してしまえ 口にするなよ いいか 口に仕舞え」

今を生きる気がないならそのまま死ねとばかりと。

それは間違ってはいないと頭では分かっているのに身体が付いて来ない。

僕が夢見続けていたのは、君と「いられる」だけの、

僕が君を好きなだけの世界だけだったのに。


想い出はいつも悲しい。

愛って悲しいね。

声が聴きたいだけだったのに声も聴こえないのです。

生きる事は辛い。ただただ辛い。

これに新しく続く言葉は「やっぱり辛かった」だと思う。



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