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ビーツとボルシチ

貧血気味の私は、「飲む輸血」と言われているビーツが前から気になっていた。本日、近所のスーパーにビーツが並んでいたので迷わず買う。生まれて41年間、ビーツを触ったことはないし、食べたこともないし、料理したこともない。どのように扱っていいのかわからず、ビーツについて調べてみると意外な事実が発覚した。

ビーツはロシア料理のボルシチには欠かせない野菜らしい。ユニクロ社員時代、同期がボルシチを作ってくれたことを思い出した。ボルシチという料理があることを初めて知り、初めて食べたのでよく覚えている。味は覚えていない。彼は、ポルトガル日本一の語学力を持ち、大学在学中に国費でポルトガルに留学していた。語学力を活かして、ロンドン店の開店準備にも携わっていた。彼が作ってくれたボルシチに、ビーツが使われていたかはわからないが、こだわり派の彼はきっとビーツを手に入れて作ってくれていたと思う。

ボルシチの味を全く覚えていない私は、ビーツをボルシチに使うことにした。