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🍅夏がちょっぴり楽しくなるごはん🥒

今日は、少し暑さが落ち着いていますが、なんだか身体が重く感じます。
連日の暑さで、疲れがたまっていたのかもしれません。

暑い日にも、今日のように疲れが出てしまう日にも、ちょっぴり元気になれるようなレシピを3つ紹介します。

とっても簡単なレシピばかり。火をつかわないレシピもあります。

そして、今回紹介するものは、普段料理をしない方でも、きっとつくれるはず。
いつもごはんをつくってくれている人が疲れてそうだな、というときにチャレンジしてみてもいいかもしれません。
レシピの中で、わからないことがあったら、気軽におたずねくださいね。

夏野菜を味わう

私は、夏の暑さが好きになれませんが、夏のお野菜が大好きです。
幼い頃、祖父母の畑で、とれたばかりのトマトやとうもろこしを、いつもおやつに食べていました。
旬のものを食べると、それだけで元気になれるような気がします。

☆トマトとズッキーニ、サバ缶(またはイワシ缶)のソテー

とっても簡単なのに、色が鮮やかなので、見た目も◎

材料(2人分)
・ズッキーニ 1本
・トマト 1個
・サバ(またはイワシ)の水煮缶 1缶
・オリーブオイル 大さじ1
・塩 少々
・レモン汁 少々
・醤油 少々
・シソ、バジルなど(お好みで)

つくりかた
①ズッキーニを包丁でまっぷたつにする。
 トマトはひとくちサイズに切る。サバ缶は、水気を切っておく。
②ズッキーニを耐熱容器に入れ、オリーブオイルとレモンをたらりとかけ、塩をパラパラ振る。
ラップをかけ、レンジでチン。(大きさにもよるけれど、3~4分くらい)
③フォークでツンツンとしてみて、やわらかくなっていたらOK。
 容器が熱くなっているから取り出すときは気をつけて。
④お皿に①のトマトとサバ缶、③のズッキーニを盛り付け、仕上げに醤油をたらりとかける。
 お好みでハーブを散らす。

文字にすると、長くなってしまいますが、とっても簡単です。

ズッキーニを輪切りにして、フライパンで、オリーブオイル、トマト、サバ缶といっしょに炒めるとパスタのソースにもなりますよ。

イワシ缶だとアンチョビっぽい香りになります。


薬味しか勝たん

私の出身は宮城ですが、隣県山形の郷土料理に「だし」というものがあります。

東北というと涼しいイメージがあるかもしれませんが、山形はかつて日本の最高気温を記録していたほど暑い県。そんな山形の暑い夏を乗り切るための定番料理「だし」は、薬味や昆布や、ねばねば野菜(オクラ・モロヘイヤ・とろろなど)を混ぜたものです。
私も、「だし」を参考に、夏の料理には薬味をたっぷりつかっています。

☆「だし」風納豆

ちょっと写真がよくないですね。中央がだし風納豆。

材料(2人分)
・なす 1本
・きゅうり 1本
・みょうが、ネギ、シソなどの薬味 好きなくらい
・塩昆布 少々
・めんつゆ 少々
・納豆 1パック

つくりかた
①なす、きゅうりをみじん切りにして、塩水につけておく。
②薬味を刻む。
③①の水を切って、②の薬味、塩昆布、納豆、めんつゆと混ぜる。
④ごはんにかけて、完成。

オクラやモロヘイヤ、とろろでつくっても、もちろんおいしいです。
ただ、オクラやモロヘイヤは調理に少し手間がかかるのと、とろろも手がかゆくなったりするので、手軽にできる納豆でつくってみました。

①、②だけを混ぜて、そうめんや冷やしうどんの具にしてもおいしいですよ。

この冷やしうどんは、鰹節、大根おろし、薄焼き卵ものせた豪華版。


シソの保存方法
みなさんにとっては常識かもしれませんが、私の実家では、庭の畑に生えていたので、スーパーで買ったシソの保存方法を知りませんでした。
でも、シソのパッケージをよく見たら、保存方法が書いてあったので、シェアします。

冷蔵庫で1週間くらいもちます。
シソの茎が浸かるくらいの水を張って、ラップで蓋をする。
水は2日に1回くらい取り替えて。

薬味を常備しておくと、薬味と梅ですぐに夏向きの丼ものが作れます。
お出汁をかけてお茶漬けにしても、さらさらと食べられます。

イワシ缶丼
アジのたたき丼


ムネ肉を味わい尽くす

最近、さまざまな食材が値上がりしていますが、鶏のムネ肉はあまり値段が上がらないので、とても助かっています。

以前は、ムネ肉よりモモ肉のほうが断然おいしい、と思っていましたが、最近は、同じくらいおいしいかも、と思うように。

今回紹介するのは、そんなムネ肉を味わい尽くすレシピです。

※このレシピは簡単ですが、放置しておく時間が2~3時間あります。
夕ごはんのときに一緒に準備しておいて翌朝食べる、もしくは時間に余裕のある日につくるのがおすすめです!

☆鶏ハムのわさびマヨネーズソース和え

材料(2人分)
鶏ハムサラダ

・ムネ肉 1枚
・ネギの緑の部分 1本分
・にんにく ひとかけ(またはチューブ2㎝くらい)
・しょうが 2~3きれ(またはチューブ2㎝くらい)
・塩 小さじ1
・サラダ野菜(レタス、ベビーリーフなど)適量

ソース
・わさび チューブ2~3㎝くらい
・マヨネーズ 大さじ2くらい
・醤油 小さじ1/2 くらい
・レモン汁 お好みで

スープ
・煮汁
・ナンプラー 小さじ1
・レモン汁 小さじ1/2
・レタス 数枚
・薬味 お好みで

つくりかた(鶏ハム&ソース)
①ムネ肉の脂(皮の下あたりのクリーム色の部分)に包丁をあててとる。
 塩を軽く振っておく(分量外)。
②小さめの鍋に水と①のムネ肉、塩小さじ1、ねぎ、にんにく、しょうがを入れ、中火にかける。
③沸騰したらムネ肉をひっくり返して、2分ほどクツクツさせたら火をとめる。
 アクをとり、鍋に蓋をして、そのまま冷めるまで3時間ほど放置。
④冷めたら、煮汁ごと冷蔵庫に入れて保存する(2~3日保存可能)。
 煮汁はおいしいスープになるので、絶対に捨てないで!
⑤食べる直前にソースをつくる。ソースの材料をすべて混ぜ合わせる。
 小さめのカップに入れてスプーンで混ぜると、きれいに混ざる。
※わさびが苦手な方やお子さんには、オリーブオイル大1、レモン汁小1、しょうゆ小1でも。
⑥④を、皿に並べ、サラダ用の野菜を盛り付け、⑤のソースをかけて完成。


つくりかた(スープ)
①レタスを幅5ミリくらいの千切りにする
②ムネ肉を取り出し、煮汁を中火にかける。
③②をひと煮立ちさせ、ナンプラー、レモン汁を加える。味をみつつ、少しずつ塩を加える。
④ちょうどいい塩加減になったら、最後にレタスを鍋に入れ、レタスがしんなりしたら完成。

キャベツを切らしていた日に、レタスをスープに入れてみたら思いのほかおいしかったので、このスープのときにはレタスをいれるようになりました。

ただスープとしてももちろんのこと、麺のスープにするとフォーのような味わいに。

トッピングで鶏ハムをのせるときは、鍋には加えずに器に盛ってからのせる。
鍋で煮ると固くなる。
鶏ハムは冷やし中華の具材にもぴったり。


みなさまの気になるレシピはあったでしょうか。

まだまだ暑い夏はつづきそうですが、みなさまが健やかに、そして少しでも楽しく、この夏を過ごせますように。

料理したくないな、という日は無理せずに休んで、料理してもいいかも、と思えるくらいの元気があるときに、このレシピを試してみてください♪