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しあわせの種のおすそわけ

昨日、はじめてnoteでサポートをしました。

どうして、サポートをしようと思ったのか、そしてどんな記事をサポートしたのかをお話ししたいと思います。


どうして、サポートしようと思ったのか

私は、大学卒業後3年ほど働いてから、大学で学び直していて、現在収入はほとんどありません(学内のアルバイトが少しありますが)。学費や娯楽費は、社会人のときに貯めたお金を切り崩しながら、生活費は両親に頼りっぱなしです。学部生の頃、竹中育英会やトビタテ留学JAPAN から奨学金をいただいていたため、なんとか借金をせずに暮らしています。

そんなぎりぎりな生活を送っているので、サポートをいただくことがあっても、自分がサポートできるようになるのは、ずっと先のことだろうな、と思っていました。

ところが、そのことを考え直す機会がありました。

先日、ありがたいことに3度目のサポートをいただき、私は嬉しいなと思いながら古本屋さんへと向かいました。私は、サポートをいただくたびに本を購入しています。

今回、購入したのは、松浦弥太郎さんの『今日もていねいに。』です。

松浦弥太郎さんは、私の憧れの人です。松浦さんは、「暮らしの手帖」の編集長もなさったことがある方ですが、私は「暮らしの手帖」や「天然生活」がとても好きなので、松浦さんの提唱する凛とした生き方にとても惹かれます。

松浦さんが運営なさっている「くらしのきほん」というページもとても素敵で、暇なときについ眺めてしまいます。この時期には、このページのレシピ「ベイクドアップル」をよく作ります。


さて、ちょっと話が逸れてしまいましたが、『今日もていねいに。』を読んで、はっとする部分がありました。

だからこそ、お金はいつも慎重に使わねばなりません。
使えば使うほどいいといっても、単なる欲望のためなら消費です。
おかねをすかせたリスのごとく、お金というひまわりの種をカリカリ食べてしまったらそれでおしまい。しかし、一粒の種を肥沃な土地に蒔けば、再び大きなひまわりの花が咲き、その花からは、またたくさんの種ができます。

松浦弥太郎『今日もていねいに。暮らしのなかの工夫と発見ノート』PHP研究所、2012年、150頁。


この文章を読んだとき、noteでサポートしてくださった方々のことが思い浮かびました。

サポートしてくださった方々は、きっとこんなふうに私に種を与えてくれたのだろうと思ったのです。

今回、サポートしてくださったのは、たまごまるさんという方です。たまごまるさんはスキしてくれた人の記事を全部読み、その中から20人ほどにサポートし、そのうえ丁寧な感想をつけて紹介なさっています。その中で私の記事も選んでくださりました。第1回が終わったばかりですが、もう第2回が始まっているようです。なんというホスピタリティー…!

こんなふうに、しあわせの種をまいてくださったこと、そして『今日もていねいに。』を読んだことで、いただいた種を自分で食べてしまうだけではなくて、他の人にも種をおすそわけする方法もあるのだと気づきました。

最初に述べたように、私にはあまり金銭的な余裕がないので、いただいたサポートの範囲内に限られてしまうのですが、サポートをいただいたときには、他の方にもお裾分けしたいなと思っています。



今回サポートした記事

今回は、二人の方にサポート&オススメさせていただきました。

はじめにお断りしておきますが、たくさんの素敵な記事に対して、私がサポートできるのは、ほんの一部にすぎません。サポートは、記事を評価したということではなく、「しあわせの種のお裾分け」と捉えていただけたら嬉しいです。


それでは、素敵な記事の紹介です。

まずは、かわせみかせみさんの「自由人が誓いの言葉に込める思い」

かせみさんは、私がnoteを始めて間もない頃にコメントをくださりました。悩んでぐちゃぐちゃになってしまう私に、いつも優しいコメントをくださって、本当に何度助けられたでしょう。
いつかお会いしてお茶できたらなぁと勝手に妄想しています。

かせみさんがお書きになる文章も、美しい文章でありながら、気取らない親しみやすさがあって、大好きです。日常の何気ないこと、映画や音楽、お笑いのお話、どれも好きなのですが、特にかせみさんが、身近な人について語られている文章に心打たれます。今回は、かせみさんの旦那様について書かれた記事をオススメさせていただきました。私も、好きな人のことが大好きなので、かせみさんの旦那さまへの愛にとても共感します。

これからもかせみさんのペースで、すてきな創作活動を続けてください。これまでもこれからも、かせみさんのファンです。


次に、ご紹介させていただくのは、竹内絢香さんの「【マンガ】人生諦めたら楽になった話」。

竹内さんのご著書である『がんばらなくても死なない』というマンガを先月購入しました。先月は、学会前で張り詰めていたこともあって、起き上がるのが辛いほど、精神的にボロボロな日が続いていました。そんなときに、Kindleで本を探していたら、竹内さんのご著書に出会いました。今回紹介した記事は、そのマンガの第1話なのですが、この漫画を読んで、まるで自分のことみたいだ、と思いました。つい頑張りすぎてしまう人、自分を責めてしまう人にとてもおすすめですが、それぞれの生き方を肯定してくれるマンガなので、多くの方が共感できると思います。イラストもとてもかわいらしくて、ポップな色使いなので気持ちも明るくなります。

私は、この本にとても救われたので、ファンレターを書くような気持ちで、サポートさせていただきました。ファンレターを書いたことはなかったので、コメントを書きながら手がプルプル緊張して震えていました。140字におさめるのが難しかった…。


おまけ

今回サポートしてくださった、たまごまるさんにも何かお返しをしたいと思い、最後にささやかなプレゼントを用意しました。

たまごまるさんへのサポートは、たまごカップ(トロフィー)とたまごクッションの購入資金になるそうです。

たまごまるさんなら、すぐに購入できそうですが、イメージ画像を見ていると夢が叶いやすいとどこかで聞いたので、イメージイラストをご用意しました。受け取っていただけたらうれしいです。

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