ブランディングっていう人ほどアウトな件
私が書かなくても、世の中はコロナコロナ騒がれてる。
※2020.4.15現在
2年くらい前から、世の中は考えられないくらいのスピードで激変してるって感じてた。そのラスボスみたいな感じかな?コロナって。
ってこれは私の主観だし直感。
でも経営に大切なものでもある。
経営者は時代の波に乗るのが仕事だからね。
私はどんどんビジネスはシンプルになると思ってる。
考えてみて欲しい。
昔々、牛を飼ってる人と野菜を育ててる人がいました。
夕食に、それぞれが自分の持っていないものを食べたいなって思ったら?
そりゃ物々交換しますよね?
でも、それだと不都合が生まれてしまうことも出てくるはず。
牛一頭と大根じゃ割に合わないし。
そこで出てきたのが?
そう、お金。貨幣制度。
だから、お金は交換のツール。ツールでしかない。
なのにいつから?
お金を持っている、お金を払う人が、
商品を提供する人よりも偉く見え出したのは。
百貨店の外商だって、有名ブランドだって、
みんなたくさんお金を使ってくれる人を大切にするのは当然だけど、
変なパワーバランスまでできてしまってる。
それがコロナで崩れるかもしれない。
いや、崩れてしまうことを私は期待しているのかも。
例えばマスク。
なかなか手に入らないものの一つ。
高くったって、してないと
「え!?あの人マスクしてない!」って
非国民のような目で見られることは間違い無いんだから笑
だから見つけたら買うし、
どうしても必要な人は高くても買う。
間違っても「買ってください」なんて市場じゃ無い。
今、お金を持ってたって自由にならないことがこれだけ出てきてしまって、
将来のお金を得る手段が目の前で崩れかけてる。
本当に守りたいものは守るし、あ、いらないのかもって思ったら、容赦無く切り捨てていく。今、経営者はみんなそんな判断をしてるはず。
私もその一人。
12年間やってきたサロン。
大変な時もあったし、や、ほとんど大変だったと思うけど。
経営なんてさっぱりわからなかったから、
身の丈に合わないお金をかけて出店しては引っ越し、また出店しては引っ越し。
でも、そんな破茶滅茶なサロンが好きって言って通ってくださるお客様と、破茶滅茶な私を支えてくれるスタッフたちは守っていきたい。
そりゃ、10名を超えるスタッフの生活を担保しないといけないし、
再開する日まで固定費はかかり続けるけど。
その準備さえしておけば、ま、後は野となれ山となれ。
準備が8割、なんて言われるけど、
私は普段の仕事はそれはすごく苦手。
でも、こういう非常事態はちゃちゃっと動けちゃう。
いかに、今が転機か、痛いくらいわかってるんだと思う。
みんな経営がしんどくなって、みんなそれなりに貧乏になって。
国はたくさん日本円を発行するだろうし。
お金の価値ってどんどん減ってしまうんだろうな。
それが見えてるなら、悲観する必要はないし。
私が大声で叫んでも国が変わることもなければ、コロナがいなくなるわけじゃない。
私は私のできることをするだけだし、私の守りたいものを守るだけ。
そうそう!
最近の人は”ブランディング”とかいうじゃない?
ブランドってどんなイメージ?ブランドって何?
例えばエルメス。
エルメスは「ブランドになろう!」と思ってブランドを作ったの?
きっと違うよね?
でもストーリーが一貫しているし、そこに信頼がある。
だから、何か尖った部分とか、ちょっと他と違うことをやってみることがブランディングだと思わないほうがいい。悪目立ち。
これを勘違いして、ブランディングーーー!って言ってる人は
あーイタイな、ってそっと離れるようにしてます。笑
だからブランドは信頼されるところから。
そして信頼の積み重ね。
小さなことができなければ、大きなことはできません。
そして信頼があれば、仕事はできます。
・あの人に聞いたら何か分かるかも
・彼女ならやってくれるはず
・あの会社を応援したい
・どうせだったら彼と仕事したい
・あそこだったら大丈夫
そう思ってもらえるから。
どんな仕事でもまたチャレンジできる。
だから仕事で、いや、人生で成功したいなら、
信用を積み重ねること。
私もまだまだで課題だらけだけど、
経営を知らずにここまでこれたのは周りの人のおかげ。
実は一度もブランディングって気にしたことない。
そんなこと考える暇あったら、人のためになんかしようよ。
感謝って口にする人って胡散臭いよね、くらいに思いながら35年間生きてきた最低な人間だけど、やっと感謝を知ったし、人を愛おしいと思えるようになった。
あ、きっと人間になれたんだ♡
そんな36歳。
一旦ゼロになってもいいって覚悟と、
ここだけは守るって覚悟と、
どっちも入り混じってるけど、どっちも本心。
やっぱり覚悟が大事じゃない?
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