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息子とUFOキャッチャー

息子は小さなころからUFOキャッチャーが大好きだ。
それは今も変わらない。

息子とUFOキャッチャーの思い出といえば、一番古い記憶は幼稚園の預かり保育での出来事。
まだ預かり保育が始まったばかりで利用者が少なく、先生と1対1でガッツリ遊べる機会が多かった。
迎えに行くと、先生がその日の出来事を良く教えてくれたものだ。
その中でダントツで多いのがUFOキャッチャー遊び。
息子が自分の手をUFOキャッチャーのアームにして、先生に口頭で操作してもらい遊ぶという内容。
取れそうで取れない状況を作るのが大好きで、その遊びに先生は根気よく付き合ってくれ、しかも笑顔で私に報告してくれたのだ。

もちろん、家庭でも息子のUFOキャッチャー遊びは健在である。
同じく自分の手をアームにして家族に口頭で操作させるのは頻繁。
自分が景品になり、家族が腕をアームにして抱っこでゲットする遊びも良くした。

小学生になると、UFOキャッチャーおままごとが始まる。
台や巨大ブロックを組み立てて、そこに景品を置き、自分の手をアームにして家族に遊んでもらうという内容だ。

更に成長すると、今度はストローと折り紙で自作アームを作るようになった。
UFOキャッチャーの仕掛けもバラエティに富むようになり、ボールにあてて弾ませるものや、金具にひっかけて取るものなど、ありとあらゆるUFOキャッチャーを再現する息子。
小4になった現在も、度々UFOキャッチャーの遊びをしていて、日々進化する内容に感心してしまうほどだ。

そんなある日、ショッピングモールのレストランで家族4人でランチをしているとき、UFOキャッチャーのアームだけを持っている男の子を私は見つけてしまった。

え!?なにあれ!あんなものがあるの!?

すかさず息子に報告する私。
男の子が持っているアームを見た息子の瞳がたちまち輝いた。

「ほしい!」

だよね。

「きっとゲーセンのUFOキャッチャーの景品だよ。後でチャレンジしにいこう」

私が提案すると、息子はノリノリ。
息子は鉄道ファンで、物欲というより乗り欲が強く、お年玉をもらってもとくに買いたいものはないと言っていた。
そんな息子が「お年玉つぎ込んで必ず取る!」と気合入りまくり。

食後、ゲーセンでアームが景品になっているUFOキャッチャーを見つけて、家族全員でGETするために一致団結した。
結果、約3000円をつぎ込むことになったが、息子はめちゃくちゃ嬉しそう。
帰宅後、早速アームを使っていろいろなアイテムをゲットしている。
GETしてから3日目の今日も朝からアームで遊んでいた。

人によっては「3000円も費やす?」と思う内容だろう。
しかし、息子にとって夢のようなアイテム。
キラッキラの笑顔を見られて、私たち家族も大満足だ。

最後に、息子の宝物となったアームを紹介する。

きらっきらでしょ☆

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