「かけがえのないピース」
おじいちゃんが死んだとき、父親から
「天国からお前のことを見て、正しい方向に導いてくれる」
みたいなことを言われた気がするし、それを信じて生きてきた。
大学の時、行きたい大学には受からなくて、地方のよくわからない大学に通うことになった時も
自分の道はそこにあって、何か意味があって、そこに導かられてる。
そう言い聞かせてきた。
結果的にいうと、そういう出会いが1人とだけあった。
出会えてなかったら、人生大きく変わっていたかもしれないという出会いが。
今は社会人一年目。
来月、どこに左遷されるか決まる。
会社は転勤と呼ぶが、自分からしたら行きたくもないところに、勝手に決められて行かされるわけだから、「左遷」だ。
自分の実力じゃない力、つまり「運」が働く。
それでも、かなり受け入れられてる自分がいる。
だって、多分そこに意味があって行くんだから。
最近、ファーストラブを見てて良いなーと思った一節があった。
「思えば出会いと別れは運命に導かれている気がします。どんな出来事も人生にとってはかけがえのないピース。」
自分の意思とは真反対の出来事でも、仕事でも、場所でも、
自分とは絶対に気が合わないと直感で感じた人だとしても、
そこには必ず意味があると思う。
だから自分がどこに左遷されても受け入れようと思う。
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