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天橋立の小旅行 中編 すごい神社の高価なお守りが欲しい! 元伊勢籠神社と眞名井神社

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天橋立2日目。
6時に起きて朝風呂へ。大浴場は男女毎日入れ替え制で、この日は露天にある壺湯(源泉かけ流し)がなくてがっかりした。洗い場にはアメニティが充実している。昨日酒粕パックを使ったら、翌朝もしっとりしていてなかなか良かったので、朝も使う。裏返して成分をチェックしたところ(※健康オタク)、配合成分はまあ許容範囲なのであとで買おうかな〜などと思う。

朝食はビュッフェ形式のはずがコロナの影響で全面停止、全員和食膳提供になってしまう。おお…そろそろ洋食が食べたかったので残念すぎる。いっそホテルでの朝食をやめ、近郊で何か出している店に行こうかと探したが、トーストくらいしか提供していないようなので諦める。和食膳は煮物、焼き魚、おひたしなどゴリゴリの和食。小鉢がいっぱいで手作りしていてすごい。お味噌汁の味付けが濃くて好みだった。

ホテルにあった近隣の観光マップの黒板。絵も字もお上手。

9時前に出発。これがほぼ天橋立駅・繁華街の全景である。正面の店が昨日並んだラーメン屋さん。

青看板の標識を頼りに向かう。やるぞー。
出て早速暑くて萎える。この日は9時前ですでに30℃。

暑すぎるので景気づけにおしゃれなカフェに立ち寄り、昨日から気になっていたワインソフトを購入。

昨日看板を見て惹かれたものの、「なんだノンアルか」とスルーしてしまう。アル中かよ。スルーしたものの、どうにも気になるので本日やっと購入。
このワインソフト、めちゃくちゃ美味しいので天橋立に行かれた際にはぜひとも食べて欲しい。甘さ控えめであっさりしていているが、牛乳のコクとぶどうの風味はきちんとある。食べた後に喉が渇かないので、これは良いソフトクリームである。画像フォルダを探したんだけどソフトの写真がない! 撮れよなんでだよ!! 

外観がこちら。店名も書いているのでご参考まで。

このお店は知恩寺文殊堂の向かいにあるお店。おしゃれなのですぐわかる。実は昼食も海鮮丼と迷って、結局このお店の名物サーディンサンドを選んでしまう。もしかしたらわたしは、刺身がそれほど好きじゃないのかもしれない。

いよいよ天橋立の入口である。やるぞやるぞやるぞー。ホテルからここまで徒歩5〜6分というくらいの近さ。

これは川かな?(調べないはくち) もうすでに美しい。

天橋立の南側と北側は、白浜が広がりそれぞれ海水浴場になっている。昨日はビーチパラソルなどが点在しているのが見えたが、この時間は釣人が多かった。お盆を過ぎてるから、もうクラゲが出るのかも。

歩くぞー。松の並木がひたすら続く。たくさんの松脂が採れそう。

こんな感じで札があれば読んで眺めて、とやっていたらすでに30分が経過しているのに、まだ1/3も進んでいない。水を1本持っているけれど、暑くてすでに半分飲んでおり、しかし自販機はなくここで状況のヤバさを認識する。これでは行き倒れてしまう。歩くペースを上げなくてはいけない。

50分ほど歩くと、やっと海の向こうに町が見えた。どんどん歩くと、ついに松並木が終わり、海の向こうへ到着。

ここで1時間は過ぎていた。汗だく。さて、この日は旅の目的の1つ「すごい神社」に向かう。ここでちょっとオカルトな前置きをしよう。
 
前職の仕事関係で、1人霊感の強い知り合いがいる。この方見えるらしく、親しくなったときに色々言い当てられて驚いたことがあった。
その彼女が以前、「神社のお守りって効果があるんですよ〜」と飲んでいたときに話していたのを、最近思い出した。
「お守りは交通安全とか健康などの用途に合わせて、それ用のパワーが約1年分入っている」「お守りは作り手の技術に左右されるから、すごい神社やすごいお寺のお守りはマジですごい」など興味深い話を聞いた中で、最も感銘を受けたのが「お守りの効力はズバリ値段に比例する」という資本主義的な要素であった。なんと身も蓋もない。
俄然すごい寺社の高価なお守りが欲しくなった。
聞いた当時は、すごい寺社が近所になかったので、すっかり忘れていたのである。
 
旅の予定地を調べているうちに、めちゃくちゃすごそうな神社が検索でヒットした。元伊勢籠神社と奥宮の眞名井神社である。ここのお守りは取り扱いが違ってそれぞれすごいらしい。特に眞名井神社は月に1〜2回しか社務所が開いていない。つまり、眞名井神社で扱うお守りは入手が難しくレアなのだ。
籠神社と眞名井神社のお守りは、健康祈願とか交通安全、恋愛成就などオーソドックスな物ももちろんあるが、「鏡守」「勾玉守」「桃守」など聞き慣れないものもあり、品揃えの豊富さに驚く。しかしこれは私がお守り初心者なので、知らないだけかも。お守りは今まで興味がなく自分で買ったことがなかったので、今回はお守りデビューだ。「身代御守」「神力」などは名前も刺繍もデザインも力強くて少し笑ってしまうほど。

箱入りのお守りはすごいらしい

眞名井神社で扱う「神力」は、神の力で成功へ強力に導く、という大変魅力的な御守だったのに、黒い袋に大きく書かれた太いフォントに圧倒され、かつ2500円するのにビビってやめてしまった。おい、何しに来たんだよ! お守り初心者すぎて出し渋ってしまった。そんな私だけれど「自己実現御守」(800円/籠神社)という、当時プライベートのゴタゴタで、己の迷走ぶりを思わせるお守りを、意識しないままいただいていた。社務所も写真不可エリアのため、興味のある方は公式サイトで授与品をチェックしてね。


元伊勢籠(この)神社

風格がある。トイレがモダンできれいだった(画像なし)。
そこから10分ほど歩いた先にある奥宮の眞名井神社へ向かう。調べたところ、眞名井神社はご神水でも有名らしいので、先程飲みきったペットボトルにお水をいただく予定だ。山道をひーひー言いながら登って汗だくになってしまう。霊水はさぞ冷たく美味しいことだろう。

眞名井神社入り口
ついた! 早速お水を…と階段を登った先に…

あれっ? なんだか乾いているし、なにやら柵が…。嫌な予感がよぎる。

そんなことってある? 不運で知られる友人みたいだと膝をついた。その友人、あんなにオペレーションが整っているマックで注文を忘れられるというすごいミスを2回食らっている。

気を取り直して参拝。こちらも先が撮影不可。

まさに奥宮。眞名井神社の社務所は月に1〜2回しか開いてないので、眞名井神社のすごい御守が欲しい方は、行く日に気をつけて。わたしが買えなかった「神力」(2500円)はここにあります。

いや刺繍の文字の力強さ笑

不運な友人にはこれを買ってあげれば良かった。

てかわたしも欲しいわ

長くなったので一旦つづく。
この後は昼とお土産話をちょろっと書く予定。

後編はこちら

前編はこちら


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