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bouquet(仮)

草が靡くからここにきて
ゆらめく空をみた
今が束になって
過去から未来へと続いてく
わからないを繰り返して
幸せはどこにある
小さく飽きてしまった

走る廻る踊るはしゃぐ子どもたち
煌めきの中にそれは見えた
笑い方も不器用なまま
まだ聞いたことのない歌
待っている

風が頬撫でるから立ち止まって
どこにいるか確かめた
光が束になってそれぞれ
きた方から行方をさす
当たり前や普通の道を
はみ出していいよね強くならなきゃな
朝がきて夜が来て生活を続けるよ

跳ねる廻る泳ぐ光る魚たち
煌めきのなかにそれは消えた
必ず終わるその時までに
満ち足りることはない
いつまでも

時が経ったこの目が映し出すのは
きっと何気ない日々とそれに挑んだ自分で
小さくても誰かに見せたいと思う日が

わからないなりの今を繰り返してゆく
幸せはきっとどこにでもあって

走る廻る踊るはしゃぐ子供たち
煌めきの中にそれは見えた
迷い続ける日々に飽きてしまっても
何も悪くはないでしょう

ここにくるまでも
ここにいることも
この先見る夢の続きも
小さくても誰かに見せたいとおもう日が
まだ聞いたことのない歌を
誰かと歌いたいとおもった


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