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🇫🇮女ひとり旅⑩ヌークシオ国立公園で幸せを感じる〜day4〜

ヌークシオ国立公園
ヘルシンキから電車やバスを乗り継いで1時間半
フィンランドの湖を見に行く。

バス停を降りて湖の看板を頼りに
そこから30分歩きます。

車は時々通るのだけど誰も歩いていない。
途中馬には会いました。

ずっと草を食べててお顔は見えなかった


案内所に到着。

赤青黄ルートがあります
🟥は2.4キロ
🟦は3.7キロ
🟨は7.2キロ

私はとりあえず赤ルートを
歩いてみることにしました。

早速、湖を発見しました。
なんて美しいのでしょう。

天気も良くて水面に映る木々が綺麗

途中、サウナもありました。

サウナ小屋
目の前の湖に飛び込む

この景色の湖で泳ぐなんてきっと最高。

12時頃でお腹も空いたので
出来たら先にごはんを食べたい。
焚き火出来る場所を探すと
赤ルートを少し外れた先に🔥マークの看板
向かってみると焚き火場を無事発見しました。

薪小屋
ライター買っていて火おこしする気だったけど
先に使ってた方の火種が残ってて
小枝と薪ですぐ火がついた ありがたい
こちらは屋根ありバーベキュー会場
本日の材料はこちら
焼いたウインナーをピタパンらしきパンに
挟んで食べようという作戦
おやつの果物とチョコも持参


二股に分かれている枝を見つけて
その先をナイフで削ってウインナーを刺して
焼くのがフィンランド流らしいのです。

コッコは焚き火マッカラは
ソーセージという意味

              日本ハムHP

ナイフ買うのも面倒だし二股の枝は見つけられず
手頃な枝を見つけて先端だけ消毒のつもりで
炙ってから使いました。
(毒性のある枝もあるので注意だそうです。)

ただの枝に刺したウインナーになった
この時点でちゃんと出来るかちょっと不安
上の網でパン温めて
下でウインナーを焼く
意外といい感じに焼けた


まずはそのまま一口…美味しすぎる
この景色の中食べるのなお美味しい。何て贅沢。

一口そのままかじってから挟んだ


完成
シンプルだけどこれが良い

ランチを楽しんでいると途中来訪者がきました。

ねずみ


私のごはんを貰いに来たのでしょう。
しばらく周りを探索してました。


食後は湖の近くでぼーっとする

自然の中でぼーっと湖を眺めながら、湖の景色を見てひんやり心地いい風を感じて葉っぱが風でこすれて鳥のさえずる音がして…それを五感で感じることが出来る身体があることに幸せを感じました。

なんて、幸せな時間。
出来ることならずーっとこの湖を眺めていたい。

しかし、私はまだ赤ルートもほとんど歩いていないし暗くなるまでにバスに乗って帰らればならない。この旅の安全第一を思い出しコースを進むことにしました。

バケツを持ったおじさんが
朗らかに挨拶をしてくれます。
フィンランド人は湖にきて
夏はベリー摘み、秋はキノコ狩りをして
楽しむのだそうです。
さっきのおじさんはきのこ採り目的だな。
私も目線を下にすると
たくさんのきのこ達に出会いました。
私もきのこの知識があれば
毒きのこもあると思うので触らずに
写真を撮って楽しみました。

可愛いけど
これだけは毒きのこだとわかる
これはなんか美味しそう

道を歩くと日本じゃ見ないきのこがたくさんで
きのこのフォルムの可愛さに気づいた私は
きのこ写真家に転職したかのように
ずっと写真を撮っていました。
私の写真フォルダ、きのこまみれになりました。

これはトナカイが好きなハナゴケ
寒さに強く冬の間の主食
これは時期外れのブルーベリー?
少しドライフルーツになっていたけど
ちゃんとブルーベリーの味がした

途中でブルーベリーを見つけて食べてみたり
景色のいいところがあれば座って眺めたり
ゆっくり歩きます。

湖を眺めてのオレンジジュース休憩


白樺の木
触ってみる
紅葉が綺麗だった


少し歩いてはきのこをみたり湖をみたりで
ゆっくりしていたらいい時間になったので
赤ルートのみで帰ることにしました。

帰り道も森の中を歩く
可愛いポスト
帰り道、飛行機雲を見つける
少し前の自分はまさかフィンランドの森の中で
1人で歩いてるなんて想像もつかなかったな


機会があったら今度は
ゆっくり湖のほとりでキャンプをしてみたい
また来れますようにと願いながら帰りました。