卒業を控えて

私はこの春、大学を卒業する学生です。新型コロナウイルス感染症が拡大する中、この1年の学生生活で感じたことをなんとなく言葉で残したくなったので書き連ねてみることにしました。1学生の独り言なので悪しからず。甘ちゃんな学生だな〜くらいに思ってください。


正直、計画的に単位は取っていたので、あまり授業も残っておらず、実習を終えた4月の自粛期間は遅めの春休みのような感覚でした(3月が実習だったため)。ただ、オタク的には楽しみにしていたイベントが悉く無くなるのが辛かった。専門分野的に、1〜3年にかけてどんどん忙しくなるところだったため、ずっと、「4年生になったら、いろんなところに行こう」そう言い聞かせて頑張ってきたんです。これでも。

また、大学院進学を考えていたのですが、研究室訪問に行くにも行けず、教授に直接相談にも行けず、卒論も進まず。院に進学してもその先のビジョンが見えなかったので急遽就職活動を開始しました。

ギリギリまで粘って、なんとか内定はいただけましたし、卒論に関しても無事終えることができました。

たしかに、あまり講義が残っていない4年生は、コロナの影響はそこまで受けていないです。新入生の方がよっぽど大変だと思います。

だけど、振り返ってみるとこの1年って、なんもなかったなって。特に、楽しみにしていたことが。



頑張ってひとつも単位を落とさずに過ごして、希望する研究室に入ったけれど、思うように研究はできず。

頑張って早めに単位を取って、うまくやりくりしながら遊ぼうと思っていた1年はほぼ動けず。

最後の学生生活の行事は全部なくなり

中途半端に学校に行く機会があったため実家にも帰省できず

卒業式もなくなりました。


なんだか中途半端な気持ちで社会人になるのが嫌だなと思ってしまします。

いつまでも学生気分ではいられないのは分かっています。

でも、このやりきれない気持ちはどこにぶつければいいんでしょうか。

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