この夏の話をしようかぁ
8月が終わったね。
まだまだ暑い日が続いているけど、8月が終わると夏の終わりって感じしない?
だからさ、この夏の話をちょっとしようよ、ね?
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私は暑さに弱いみたいでさ、今年はずっと引きこもっていた気がするなぁ。
リモートワークのせいもあるかもだけど。
6月くらいまでは、夜の街にランニングしに行っていたのに、その習慣すらなくなっちゃったから引きこもり度が加速してた。
きっと暑さのせいだったな。ずっと体調が優れなかった。体力を戻さないと困っちゃうことは分かっていたけど動けない日が多かった。そんなこんなしていたら8月が終わってたってどうしたもんかな、ホント。
そういえばね、今年数えるくらいしか蝉の声を聞いた覚えがない。
7月末くらいまで蝉がいた気配すら感じていなかったなぁ。
あ、でもね、稽古場のすぐ近くの公園で一人、蝉の声の集中砲火を食らっていた日があった。夏だなぁっていうよりかは懐かしい雰囲気だなぁって感じが強かったから、夏の思い出とはちょっと違うかも。
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大きな出来事と言えば、noteを通じて知りあった、私の中にある”可愛い”を体現した女の子に会いに行ってきたんだ。
以前、初めましてはしていたんだけれど半日一緒にいて、お互いのことを話して。
不思議な雰囲気の喫茶店を案内してもらってね、見たこともない景色・体験だったから、半月経った今は夢だったんじゃないかなぁなんて思っちゃう。
悩んだ末に言葉にしたこと、上手く言葉にできずに愛想笑いに隠してきたこと、相手に見えている自分とは違うって閉じ込めたもの、それを言葉にしていたものがnoteだったけれど、目の前にいる人にこんなに正直に話せるなんてね。
躊躇わず、飲み込まず、リラックスしてお話できるこの子の存在は大きくて、そんな存在がいることが幸せだなって思った出来事だったよ。
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出会いもあったけれど、お別れもした夏だったな。
これを書いている時間が丁度1:26。
好きな人の誕生日が1月26日で、この数字の並びが見れるこの時間は大切な時間だったのに。
今は切なくてちょっと泣いちゃいそう。
昨年の春に出会って、夏は一緒に全国を飛び回って、秋はちょっと離れて、冬に記念日をお祝いして、春に好きが募って、そして・・・夏に消えた。
約500日一緒にいました。
リア友のことよりもその人のことを詳しく知っている自信はあったし、その人の作る作品を愛している自信もあった。
この恋が終わる。この愛が消えることが怖くて大事に大事に守っていたんだけれど、私の愛は無限じゃなかったなぁ。
好きっていう言葉の伝え方を教えてくれたのも、その先の大好きに辿り着いたのも、愛していると言葉にできるようになったのも彼のおかげ。
1年と少し前まで愛の言葉は恥ずかしくて、伝える必要なんてないと思っていたのに、そんな私の考えを変えちゃったんだ。
それなのに、
ずっとスキって伝えても終わっちゃうこともあるなんて悲しいね。
ドラマで聞くような、「この人以上に愛する人なんてきっとこの先現れない」って本当に思う。
それくらい本気で愛していたなぁ。
ううん、きっと、まだ愛してる。
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ちょっとしんみりしちゃったけど、最後に私の夏はまだ終わらないっていう話、するね。
1年半ぶりに舞台に出るんだよ、私。
もともと『はふの木』っていうボイスドラマを投稿していたグループのメンバーが中心になって立てている公演なんだけれど、舞台に戻ってきたよ。ただいま。
『憂いも甘いも愛のうち』
そういえばタイトルは私の考えたものが採用されてたわ。
ちょっと唱えてみてよ。愛だよ。
作品は、愛がテーマとなっている15分程度の短編5作品を上演する舞台構成になっています。私が出るのは4作品目の『せかい』。
あ、のん・・・というかめるは、役者名、朝比奈芽琉乃でやらせてもらっています。
基本のんちゃんと呼ばれている現場なので朝比奈呼びされても多分気づけない、慣れないと思います笑
突然だけど、愛って何だろうね。
さっきまで推しへの愛について語っていたけれど、結局私自身は愛を持っていないんじゃないかなぁって思ってる。
一緒にいることで培ってきた愛情でも、離れれば消えるし、愛に永遠の約束もない。
そんな自分の愛のことを信じられなくなってしまったから、愛がテーマの作品をできるのかとも思うけど。
でも幸運なことに、私は相手の子に向けて恋愛的な愛を持っている訳じゃないから、そこは救いかな。
大切な人への愛は知ってる。だからきっと大丈夫。
ねね、あとちょっとだけ平気?・・・平気?そっかありがとう。
そう、まだ舞台の話。
宣伝を投げているんだけれどさ、やっぱり難しいなぁって思う。
ごめん、予定ある!とか、ちょっと行けそうにない!とか。
うん、そうだよね、了解!って返事するけれど、それ以上の言葉を言えないのが悔しいな。
相手にそういう意識が無いのは分かっているけれど、その子にとって私は、優先して会いに行く程大切な存在じゃないんだなって思っちゃった。
生きている中で、誰と出会って、誰と過ごすか。
全てはその人にとって必要だから起こっていることだと思っているんだけどね、その人にとって今のタイミングでこの劇に出会うことが必然の出来事でないっていう事実が悲しい。
そしてそれを私の言葉で必然にできないのもとても悔しい。
その一人ひとりに向けずに、こうやってnoteやTwitterで零すことならいくらでもできるのに。
直接言えない私がいるのは何なんだろうね。
しばらくこんな自分と直面する機会がなかったから、まだ克服できてなかったんだね、って苦しくなる。
ごめん、愚痴っぽくなっちゃったね。
行けないという決断をした人を責めるつもりじゃなくて、君!この話を聞いてくれている君には私の熱が伝わって欲しいなって思っただけ。
ねぇ、待ってるね。
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少し長く語りすぎちゃった。
今日は話を聞いてくれてありがとう。
うん、明日からも全力で舞台に向けて、私の夏の終わりまで頑張るね。
頑張る。うん。分かった。無理するけどしない!しません。
毎日心が折れてるけど、頑張ってる私を見せたいし頑張った!って笑顔で終われる日を迎えたいからさ、応援してて。
それじゃあ、またね。
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