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2024スタート!新NISAをはじめる
「資産形成」の話が巷で話題にされていたときも、「投資はやるのは怖いなぁ」と見向きもしていませんでした。
2001年10月からiDeCo(個人型確定拠出年金)
2014年1月からNISA(少額投資非課税制度)
「投資」知識のない私が手を出すものじゃない!
何の根拠もなく思っていました。
そんな私の資産と言えば、貯蓄(天引き)、保険商品(個人年金)、持株会が主なモノでした。
貧乏ばあちゃんにはなりたくない
2022年企業型DCの加入要件が変わったので、加入を考えた時会社の同僚の意見や色々なサイトを見て「やってみよう!」と決めました。
運用商品を決める時も同僚に教えてもらいながら決めました。
1年半が経って、評価損益はプラス。
ただ、再雇用終了以降はできないのでどうしようかと考え始めました。
NISAはどんなものか調べてみた
そして昨年「新NISA」が話題になって、調べてみました。
NISAとは、非課税で投資できる制度です。
2024年1月から新しいNISAが始まり、新しいNISAの要点は以下の通りです。
〇非課税期間が無期限になります。現行制度では、一般NISAは5年間、つみたてNISAは20年間でした。
〇年間の非課税投資枠が拡大します。現行制度では、一般NISAは120万円、つみたてNISAは40万円でしたが、新しいNISAでは、つみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円となります。つみたて投資枠と成長投資枠は併用できます。
〇非課税保有限度額が1,800万円になります。現行制度では、一般NISAは600万円、つみたてNISAは800万円でした。非課税保有限度額には、現行制度での保有分は含まれません。
〇非課税投資枠を再利用できます。現行制度では、売却しても非課税投資枠は復活しませんでしたが、新しいNISAでは、売却した分の非課税投資枠が翌年に復活します。
〇口座開設期間が恒久化されます。現行制度では、2023年まででしたが、新しいNISAでは、いつでも口座開設できます。
NISAはなぜできたのか?
NISAは、少額からの投資による資産形成を支援する制度です。NISAが導入された背景には、以下の2つの理由が挙げられます。
・少子高齢化による社会保障費の増大
・低金利による預貯金の利息収入の減少
少子高齢化に伴い、社会保障費は今後も増大していくと予想されています。そのため、国民一人ひとりが自らの老後資金を準備していくことが重要となっています。しかし、投資を始めるハードルは高く、特に少額からの投資は敬遠されがちです。
また、近年の低金利政策により、預貯金の利息収入は減少しています。そのため、将来の資産形成のためには、投資による資産形成の必要性が高まっています。
NISAはこうした背景を踏まえ、少額からの投資による資産形成を支援するために導入された制度です。
NISA口座で購入した株式や投資信託の配当金や譲渡益は、一定の条件の下で非課税になるため、投資を始めるハードルが下がり、より多くの人が投資による資産形成に取り組むことができるようになります。
NISAは、2014年の導入以来、多くの人に利用されており、その成果は着実に現れています。内閣府の調査によると、NISAの利用者のうち、6割以上がNISAをきっかけに投資を始めたと回答しています。また、NISAを利用した投資額は、2014年の約1兆円から2022年には約10兆円まで増加しています。
新NISAを始めるなら初心者はどうするか?
本もいくつか読んでみました。面白かったのは厚切りジェイソンさんの著書
節約の考え方は、共感できるところもありました。
私が気になる点を整理してみる
新NISAを始める目的
1.今と同じ生活をつづける経済基盤を作る
2.生活を切り詰めなくても投資できる金額を決める
3.投資にはリスクがつきもの。不安を少なく、不安を感じないでできる方法
私の経済的な現状を再確認する
エンディングノートと一緒にバランスシートも作って毎年更新しているのでこちらを見直してみました。
今会社で天引きで積み立てているモノをつみたてNISAにあてれば、無理なくできることを確認。
2017年10月から家計簿アプリで支出を記録してきたので、支出の進捗も確認しました。再雇用になってから、支出も少なくなっています。
NISA口座はどこで開設するのか
証券会社、銀行で開設できますが、「取扱商品の数からもネット証券会社が良い」と同僚も読んだ本でも書いてあったので、楽天証券にしました。
新NISAが話題になっているせいか、分かりやすく解説されているページもあって初心者の私は前述の本とサイトを頼りに商品を決めます。
気になる運用コスト
初心者としては、つみたてNISAで投資信託を始めようと思うのですが
ネット証券では、どこでも買付手数料は無料になっています。
管理費用(含む信託報酬)は選択する商品によって違っています。
管理費用が高いモノは、質のいい(儲かる)商品なのかなぁ
とか考えてしまいますが、商品選びは難しいところですね!
投資信託の運用コストや収益性について判断するためには、以下の2つのポイントを押さえることが重要です。
1.運用コストの比較
投資信託の運用コストは、信託報酬とその他の費用で構成されます。信託報酬は、投資信託の運用にかかる費用であり、ファンドの運用成果から差し引かれます。その他の費用は、ファンドの維持や運営にかかる費用であり、信託報酬に含まれていません。
運用コストは、投資信託の収益性に大きな影響を与えます。運用コストが高いほど、投資家が受け取る分配金や運用成果は少なくなります。そのため、投資信託を選ぶ際には、運用コストを比較して、できるだけ低い運用コストの投資信託を選ぶことが重要です。
運用コストは、投資信託の目論見書に記載されています。目論見書の「費用」の項目を参照して、信託報酬とその他の費用の合計額を確認しましょう。
2.収益性の比較
投資信託の収益性は、ファンドの運用成果によって決まります。運用成果は、投資信託の基準価額の推移で確認することができます。
収益性が高い投資信託を選びたい場合は、基準価額の推移を比較して、過去の実績で高い収益を上げている投資信託を選ぶとよいでしょう。
また、投資信託の収益性は、投資対象や運用方針によっても異なります。投資信託の投資対象や運用方針は、目論見書の「投資方針」の項目に記載されています。
まとめ
ギャンブラーのように投資を始めるつもりはありません。
低金利時代「貧乏ばあちゃん」にならないために、貯蓄の一部を投資に回してみよう。と軽い気持ちで始めることにします。
新年おみくじに「古きを捨てて新しきにつくがよい」と
考え方を少しだけ変えて、つみたてNISAを始めます。
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