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確定拠出年金法改正(企業型 DC の加入要件見直し) で加入してみました!

会社で「企業型確定拠出年金(略称:企業型DC)」が導入された時 年齢オーバーで蚊帳の外だったのですが、今更お声がかかりました(笑)
法改正が5月にあるので、私も加入ができるそうで案内が来ました。

確定拠出年金とは

確定拠出年金は、拠出された掛金とその運用収益との合計額をもとに、将来の給付額が決定する年金制度です。
掛金を事業主が拠出する企業型DC(企業型確定拠出年金)と、加入者自身が拠出するiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)があります。
厚生労働省サイトより

私がまず考えたのは「3年だけの期間の加入でメリットあるの?」ということ。早速質問してみました。

疑問

〇65歳で再雇用も終わる3年間だけの積み立てでメリットあるのか?
〇積み立て終了後、受け取る時に手数料は発生するのか?
〇60歳以降の加入は、加入から5年後が引出し可能とありますが、
 今から5年なら退職後2年間は引き出しできないということですか?

回答

【企業型DC加入メリット】


 なんといっても、税制優遇措置
 
3年間の税金優遇
 ※給与扱いにならない分、退職後「失業給付」を受ける場合に影響はある
●運用益は課税されない
 
企業型確定拠出年金の運用によって得られた運用益は全額非課税
 ※一般的な金融商品の運用益には、税金が約20%かかる
税負担を軽減できる
 
企業が拠出した掛金は給与扱いとならない
 給与とみなされると所得税や住民税がかかり、社会保険料の対象
 企業型確定拠出年金の事業主掛金は給与とは別扱いになる
 従業員の税負担を軽減できる
年金受け取り時に控除対象となる
 企業型確定拠出年金の給付金(年金や一時金)は、受け取る時に
 所得控除の対象となる

例題:5月から1万円を37ヶ月掛けた場合(65歳)=37万円を積み立て
・給与で受け取った場合:37万円に35%の税金等
 (所得税10%、住民税10%、社会保険15% =129,500円)がかかる
  ⇒370,000-129,500=手取り240,500

・企業型DC掛金は原則「事業主掛金」の扱いで個人の給与所得から除外
 企業型DCに積み立てた場合、給与で受け取った場合の税金がかからない
 但し、退職後引き出せるまでの2年間の運用手数料と資産管理手数料
 はかかる。(在職中は、会社が負担する)
 129,500(37ヶ月)-10,560(月額440円×24ヶ月)=118,940円節税

※DC担当者いわく掛金額が少額だとお得感がないので、 毎月の掛け金は
 1万円以上がおすすめだそうです
※その他、資産管理手数料2,640円(月額110円×24ヶ月)が積み立てた
 中から差し引かれる

【企業型DC加入デメリット】

●60歳まで現金化できない
 60歳超で新規加入した場合は、加入から5年後に受け取りを開始できる
●元本割れのリスクがある
 運用商品の中には、元本確保型ではない高リスクタイプのものがある
 運用商品の選択方法しだいでは、元本割れのリスクがある
 自分の判断で運用を行うので、運用指図は自己責任のため注意が必要
 ハイリスクハイリターン型の運用商品ばかりを選択する極端な運用方法も
 可能だが、運用環境によっては元本割れ多額の損失を被る可能性が高まる

なんといっても「自分の判断で運用を行う」
経験のない私にはこれが、問題になってしり込み
色んなサイトを見たり自分に問いかけてみたりしたのです(笑)

私の決断(おおげさw)

会社が運用手数料と資産管理手数料などを負担してくれるのだから
今まで、無知だった「投資の勉強」をするつもりでやってみるのも面白いかとふと思い申し込みました。でも、経験がない私は、まずは株なんかもやっている同僚に聞いたり、サイトを見たり、会社でももらった資料を読んで、運用する商品を決めることにしました。

今は趣味らしい趣味がないので、趣味の代わりかなぁ

私の場合は、62歳で加入して3年間積み立てます。実際には積立額分給与が少なくなる訳ですが、一般財形で積み立てていた分を「企業型 DC」積み立てに充て月の手取りが変化ない感じでやることにします。
65歳で退職後、2年間は引き出しができません。
受け取りが可能67歳から75歳までに受け取り時期を選ぶことになります。

新しいことを始めるのは、久しぶりです!
楽しく勉強していこうかなぁ・・・


#おひとりさまの老後 #投資の勉強 #ライフスタイル #楽しい終活 #日記

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