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令和ライダーはAI社長でシンギュラリティを打ち倒す!

 2019年9月1日の9時に放映開始の仮面ライダーゼロワンの主人公はAI開発会社の社長です(私と同じではないか!)。創業社長の亡祖父の生み出した人間に仕えるAIロボット「ヒューマギア」を暴走させ、悪用しようとする悪の敵に立ち向かい、シンギュラリティを阻止するのがミッション。シンギュラリティへの懐疑とともに、AIを道具に徹しさせようと、5年前から声を大に主張している私と同じ使命感をもっているようです。

 第1話「オレが社長で仮面ライダー」をチラ見してみましょう:

”都市の中央にそびえ立つ大企業・飛電インテリジェンスの本社ビル。人工知能(AI)やロボティクス・テクノロジーなど、あらゆる最先端技術で世人々をサポートする会社である”

 もうWikipediaにもありますね。

”AIの影響を受ける様々な「仕事」の世界を各話の舞台とし、その環境下で生まれる悪と、AI企業の社長となった主人公との人工知能技術を巡る戦いを描く中で、仕事をする上で重要な「夢」と「情熱」の素晴らしさを子供たちに訴えていくことが、本作品では志向されている”
 
 良いですね! AI時代にある仕事ががばっと無くなるなんていうことはなく、多くの仕事が少しずつ変わり、新しい仕事が(消える仕事よりずっと多く)誕生し、人々は、やり甲斐のある人間的な仕事にシフトしていく。それを具体的に描いてくれるのでは、と期待しちゃいます。

”飛電 或人(ひでん あると) / 仮面ライダーゼロワン
本作品の主人公。22歳[3]。お笑い芸人を目指していたが、祖父の飛電 是之助(ひでん これのすけ)の遺言から飛電インテリジェンスの2代目代表取締役社長に任命される[3][4]。AIロボの対極として、感情豊かなお笑い芸人として設定された[3]。”

 そうです! お笑いは、AIが進出できない、最後の牙城ともいえる、至極人間的な仕事。その志をAI企業の社長業と、AIの誤用・悪用から人々を救う仮面ライダーの仕事に活かすという設定も実に素晴らしい! 笑いは大切:


"「飛電インテリジェンス」が運用する人工知能搭載人型ロボ・ヒューマギアは、様々な仕事の現場に派遣され、人間社会に溶け込んでいる。しかし、それがハッキングされ暴走した際に、そのリスクはどこが引き受けるのか。コンピュータの判断を、我々はどこまで信頼し、身を委ねるべきなのか。そんな現代社会こそが抱える問題を、仮面ライダーという一年間のロングスパンで扱うというのだから、期待が高まる。"

 ふむふむ、歴代ライダーは、その時代が潜在的に抱える恐怖(煽る輩はショッカーだ!)と闘ってきたわけですね。シンギュラリティやら大失業を煽るショッカーどもと闘うのが令和元年のライダー、ということでタイムリーな作品です。

” 令和となって初めて登場する「仮面ライダー」作品のテーマは、人工知能=AI。そのAIに最も影響を受けるのが“仕事”です。現在の子供たちが夢と希望を抱く“お仕事”の姿は、今後激変していくといわれています。令和初の仮面ライダー『仮面ライダーゼロワン』では、各話でスポーツ選手や医師、料理人、漫画家など、子供たちが熱い視線を送る職業の世界を舞台に、そこにAIが導入された未来の姿とその環境下で生まれる悪との戦いを描きます。”

 ということです。「自分の仕事は将来どうなるの?」「あの仕事は将来どうなるの?」という疑問に、想像力を巡らして映像化し、答えてくれる実用的な番組ともいえるでしょう。

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メタデータ(株)の野村です。人工知能研究40年、WordNet活用研究への貢献から、言語学の深みを活かした自然言語処理応用で知識処理、文書分析、対話、要約を高度化へと研究開発を展開。産業、社会、行政、教育(特に芸術、人文科学)の様々な問題について、なぜ?と自問自答し続けています。

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