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散歩とゴジラ

⚠️注意⚠️
ここには映画『ゴジラ-1.0』を鑑賞した感想が含まれています。
ネタバレはしていませんが、鑑賞を予定される方は避けた方がいいかもしれません。


沖縄県浦添市
県都・那覇市に隣接した都市で、地味ではあるが静かでいいところだ。

昨日、映画『ゴジラ-1.0』の鑑賞も兼ねて、オープン以来まだ行っていなかったPARCO CITYに行くこととした。


PARCOは海に面している。
「到着してすぐに入店するのはもったいない」とも思い、海へと寄り道をすることにした。

浦添には米海兵隊キャンプ・キンザーがあるからか、米軍人とその家族も海を訪れていた。

水辺に接した階段が何故か好き


小さな子供たちは、水遊びに興じていた。
子供の興味というものに、日米の国境はないらしい。

ススキ🌾


南の島の沖縄であっても、ゆっくりと「秋」は訪れている。
今ぐらいが、一番過ごしやすいのかもしれない。

PARCOに入って店内を歩いたが、興味のあるお店はほとんどなかった。
普段見かけない飲食店が散見されたので、また訪れる機会があれば、そこは行くかもしれない。


映画までまだ時間はあったので、以前ネット記事で見たnana’s green teaというお店に向かい、抹茶と抹茶ラテを楽しんだ。

ーそれは、海苔のような旨味🍵ー


中国、インド、パキスタン、ミャンマー、ブラジル、オランダなど、緑茶は世界中で作られている。
日本の緑茶は旨味や苦味が傑出し、特に抹茶は、コーヒーのエスプレッソのような重厚な旨味や甘味を楽しめる。

お茶については、また機会あれば記事を書きたい。



「原点回帰」ともいうべき、強く、無慈悲なゴジラに終始圧倒され続けた

時間が近づいたので、映画『ゴジラ-1.0』を鑑賞した。
作中の描写や演技に触れた時の衝撃を求めて、あまり調べていなかったのだが、実に熱く、人間臭い。
過去作品のオマージュやリスペクトが示唆されていたが、初めて観る人にとっても楽しめると思われる作品だった。

どのような作品かと、ネタバレにならないように言えば、「敗戦直後の日本を舞台に、第2次大戦を生き残った人々が、太平洋から上陸した怪獣『ゴジラ』と戦う」という内容だ。

主役の神木隆之介をはじめとする演者たちは、一人一人が戦争や軍、家族の死といった経験に痛みを、かつて自分達を「騙した」国家とその指導者への不信を、そして「ゴジラ」という未知の怪獣に恐怖を抱えながらも、希望ある未来を信じて戦う姿を演じていた。
ゴジラそのものとはまた異なる、人間ドラマの側面が楽しめた。

技術の考証やセリフの言い回しなどに疑問を覚えた人もいるだろうが、戦史や旧日本軍に詳しい人たちが鑑賞後も談笑するのもうなづける作品であったのは間違いない。

心を揺さぶられた最大の原因は、個人的なもので、その経歴が主人公・敷島浩一に極めて近い方と会い、話を伺い、願いを託されたことがあるからだろう。

観る人によって感想が大きく異なる作品ではあるだろうが、興味があるのであれば、鑑賞をおススメしたい。

そう思いながら帰路につき、今も余韻に浸っている。

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