日本の車検を米ドル建てクレジットカードで

日本の車検は高い。アメリカに比べると死ぬほど高い。
でも安心のためにはディーラーで受けたいし、安いところ探すのはめんど。

というわけで、アメリカに残しておいた銀行口座と、アメリカのクレジットカードを用いて、車検を受けたって話。どうってことない。ただ、やっとドルを使う時が来たってことかな。当時1ドル100円とかだったから、2割引きで車検が受けられたわけか。タイヤ一式交換も含めて20万とか高いけど、4万は浮いたか。タイヤはもっと探せと知り合いから言われたけど、時間の切り売りはいやなのです。だって探しても4万は浮かないでしょ?

といいえば、聞こえがいいのだけど、実は、アメリカの口座からクレジットカード経由でしかおろせないことに帰国してから気づくという間抜けぶり。
海外運用も考えたけど、日本の証券会社がやってくれる税金関連手続き関係を自分がやると思うと嫌気がさした(普通のTax-returnに比べて簡単なのは知ってるよ!だけどだけど…楽したいじゃない!)。2万ドル程度だったので、もういいやってなった。ドルが上がったら使うかな?それまでは預金封鎖等のリスク回避用口座とでも考えとこ!って感じで放置してた。

使ったカードはアメックスのヒルトンオナーズ。日本のアメックスと違って、ご当地では年会費無料(ポイントとかは気にしてないので安いほう)です。しかも、Foreign transaction feeがFree。つまり為替手数料が無料なのです。これ、ポイントよりおいしい。ポイントで言うなら今も透明でかっこいいから使わないのに残しているけど、AmexのBlue cash preferredはアメリカの生鮮食品限定で3-6%キャッシュバックです。結局、残したカードはこれ除いて全部為替手数料無料です。4枚残して、うち一枚は勝手に解約された…(Citiさん、お世話になったけど、ひどいっす。無料カードなのにコンシェルジュついてて素晴らしいカードだった。でも帰国時、死ぬほど忙しくてかなり助かったから、文句は言わない)。

実は、最近の生活費も引き落とし以外はこの米ドル建てアメックスを使っている。生活費引き落とし先カードの変更は戻すのも含めて設定めんどいから日本のカードのまま予定なし。なので、実際レジでの支払いのみ。ちなみに、今もだとおもうけど、たしか日本のガソリンスタンドはだめだったかも。あと、以前使っていたKyashみたいな紐づけデビット系も全部だめ。車検は額が程よく大きくていい感じですね。

円がごみに代わっていくまだ第一歩の段階で、ドルを使うのはいかがなものか?というのは分っているけど、財産がすでに9割以上ドル建てで利益の確実性をとったのは悪くないかなと個人的に思ってる。毎日の消費が楽しいというのもいいものです。

今はWiseよりも送金手数料が安くなりそうな「アメリカの銀行へのXRPを用いたドル建て送金」方法を模索中。昔Bitstampを使ってやったときは2500円程度かかったんだけど、時代がいろいろ変わったので安くならないかなと。残金2万ドルしかないので、補給の方法は確立しておきたい。原理的にはほとんど無料にできるはずなんだけど、既得権益との闘いですね。

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