ノモス　タンジェント35　フォーシーズンズ『春』

NOMOS Glashütte／ノモス グラスヒュッテ　LIMITEDEDITION JAPAN FOURSEASONS Ref.TN35HARU　￥260,000＋TAX

日本限定カラーとして、各100本限定で4モデル展開する【FOURSEASONS/フォーシーズンズ】。
伝統工芸である草木染を取り入れ、ノモスのタンジェントに新たな息吹を吹き込みました。日本の四季をイメージしたカラーリングになっており、今回ご紹介するのは『春』モデルになります。

冬の澄んだ空気感から春に移行していく際の温かみを感じさせてくれるカラーリングは【槐/エンジュ】をイメージ。

槐とは中国原産のマメ科の植物ですが、日本でも薬木として古くから重宝されてきた歴史ある植物です。夏の暑い盛りに花を咲かせる植物なのですが、染色には花を咲かせる前の蕾を使う事から今回セレクトされたのではないかと考えます。

花言葉は『幸福』・『上品』とされ、武士の誉れを称える木としても知られ鮮やかな黄色を染める貴重な染料となっています。

ケースサイズは35㎜となっており、タンジェントではオーソドックスなサイズ感となっており、メンズ・レディース共に着用していただけるベストサイズだと思います。

針はまだ若干冬の寒さをイメージさせるロジウムメッキのシルバー。対照的にインデックスは、春の若草をイメージした鮮やかなグリーンカラーとなり、私個人的には今回のフォーシーズンズのコンセプトである季節を一番表しているのではないかと思います。

そしてレザーバンドは、このエンジュの蕾を使い染め上げたカーフストラップ。

本来、草木染は繊維の染色技術でありましたが、日本のアトリエが皮革染色をさせることに成功し、今回の【FOURSEASONS】モデルには全てこの技術を使用し製作されたストラップが付けられています。

このモデルに装着されるのは、柔らかみをもった黄色。

冬の寒気が過ぎ去り、日の光をしっかりと浴びた植物が芽を出していく活気を感じさせてくれるカラーリングとなっています。

付属のシェルコードバンストラップは冬を乗り切った力強い大樹を連想させるダークブラウン。

使えば使う程に艶を放つブラウンのコードバンは、草木染ストラップとはまた違う雰囲気を感じさせてくれます。

草木染されたイエローのカーフストラップの印象から女性向けかな？とも思いますが、服装やオシャレのワンポイントとして男性にも着用が可能かと思います。

付属のコードバンストラップに換えて頂ければ、カジュアルルックからガラリと雰囲気が変わり時計全体に上品な高級感が表現されますので男性にも問題なく着用が可能となります。

ムーブメントはNOMOSの自社製ムーブメントとなる「α-アルファ」を搭載。

ドイツのマニファクチュールブランドが誇る高精度とパーツの摩耗を極限まで抑えた構造に高い評価がされている手巻きムーブメントです。

いかがでしたでしょうか。
ドイツの高品質なモノ作りと日本の伝統文化の融合である【FOURSEASONS】

今回ご紹介させて頂きましたのは春をイメージした『～槐～』モデル。

特徴的である色味もタンジェントの完成されたデザインやサイズと見事な融合を実現しており、第三弾モデルとして最も季節感を感じさせてくれるクオリティです。

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