集中して故人に思いをはせるためのブラックフォーマル
こんにちは。Nonkoです。
お盆休みに突入しましね。後半は台風が心配なので前半にみなさん遊びに出かけていたりしますかね～。私は、おばあちゃんが今年3月に亡くなったので実家に帰って初盆です。
今年は半年だけで身近な人の中で4人も亡くなり（病気、老衰、事故、自殺と原因も色々…）色々と考えさせられる年でした。
考えた中の1つ。それは喪服問題です。
喪服にこだわる必要ってあるの？
皆さんちゃんとクローゼットの中に喪服ありますか？
ある程度そろそろだなと分かる場合もあると思いますが、たいていは突然やってくるこのシーン。急に遠方に行かないといけなくなることもあるため、急に調達が難しいことも。また、急に調達ってなると、百貨店で高いものを買わざるを得なくなったり。
いやいや、喪のシーンで誰も服なんて見ていない？
そんなことないです！少し時間を持て余すときに、つい他の人の服装チェックをしてしまったりすることはあるはず。また、たまにしか会わない親戚からのチェックも入るかもしれない。嫁としてはこれも避けたいところ。
そもそもが慣れない場・慣れない空気感の中で、服装に無理があって、自分が何かしらに我慢した思いをしながら、故人への別れに集中できるのかも怪しい。
暑い・寒いもあります。微妙な温度の調整もしにくいのが喪服。
あとね、誰も見ていないかもしれないけれど、故人は見ていると思います。きちんとした装い・ちょっとしたおしゃれもして、故人を送り出したくないでしょうか。
ということで、色々と喪のシーンを経験してきて、ネットの情報だけでは分からない、こういうのあったほうがいいよ、こういう観点あるよという点を書いていこうかと。
暑い季節におススメ ジャケット風一体型
正直お盆はもっとカジュアルだと思うので、暑い時期にある、告別式や一周忌などを想定しています。
よく、通年タイプのセットの中のワンピースだけで、夏もいけますよなんてネットの記事には書いてありますが、ワンピースだけで参列している人はそうそうおらず、やっぱりみなさんジャケット着ているもんです。じゃあ通年タイプので行くのかってなっても、暑いんですよ本当に。車で行けるならともかく、電車でってなったら地獄。汗臭くないかとか別の悩みが出てきちゃいます。
やっぱり夏は夏の素材で作ったものの方が心地よく過ごせるので、もう通年タイプを持っているなら夏用のものを一枚そろえるといいかなと。
こちらは、ジャケットが一体化しているようなデザインなので、生地が何枚も重なることがなくて、きちんと感と涼しさが両立出来ます。
寒い季節は ワンピースの袖丈と首の詰まりをチェック
では反対に寒い季節の話。ぱっと見寒くなさそうに見えますが、本当に寒い時期はやっぱりこれはこれで寒いんですよ。
というわけで一番下に発熱肌着を着ると思います。
ワンピースの袖丈は、長袖のものはブラックフォーマルはほとんど存在していないので（ジャケットと同素材でワンピースを作ることになるときに、着心地が悪くなるので、ジャケットよりは袖丈は短く作るものなのです）、とはいえやはりジャケットを脱ぐシーンはないので、袖から変な肌着のレイヤードになることは目をつむったとしても、フレンチスリーブよりは七分袖ぐらいのほうが断然暖かいので、気をつけてみてください。
そして、こちらの方が大事！首元です。
ネックラインが開きすぎていると、肌着がチラチラ見えないかしらと気になって、動作に集中が出来なくなります。試着するときは、絶対にお手持の肌着の上に着てみてください。着た瞬間は大丈夫でも、動いているうちに上がってくることもあるので、動いてみることも大事。
忘れがちだけど、黒ハンカチ
服装や、靴・バッグ・アクセサリー・数珠・袱紗までは気がまわると思います。ここでもう一つ！これは買って大満足だったのが、黒のハンカチです。
本当に親しい故人の場合、やはり涙がたくさん出ますよね。
もう少し実家に会いに来れたんじゃないか、あの時もう少し話を聞いてあげたらこんなことにならなかったのかもしれない…。思いは色々あります。
服装はきちんと整えたのに、カバンから出すハンカチが日常使いの色柄は服装が全員ブラックになる場面だと、ハンカチといえどかなり目立ってしまうので、一枚こういったハンカチを用意しておくと、故人との別れに集中できます。タオルタイプじゃないのもありますが、アイロンがけや吸水性を考えると、タオルタイプがおすすめです。
いかがでしたでしょうか。
事前に買っておくのは準備しているみたいでいやだな～とも言われますが、急に買うより、事前に吟味して購入する方が満足度もお値段も全然変わってくると思うので、大人になったら仕方なしに使用頻度は上がりますし、保険と思って揃えてみてはいかがでしょうか。
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