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失敗の許容値を広げる

人生は、営業マインドでいた方が多分うまくいく。

仕事においても、エンジニアでも研究者でも、経理でも購買でも広報でも、少なからず、業務のフローの中には人との関わりが含まれており、「相手に自分が出せる価値を提供する」という意味では全部営業だ。その相手が、お客さんであったり、同じプロジェクトのメンバーであったり、上司であったりするだけで本質的な部分は同じだと思う。

降ってくる仕事を受け身でひたすらこなすだけでなく、どうやって伝えたらうまく仕事が進むか、よりよくなるのか、ということを日々振り返って自分の考え方や動きを改善していく方が、どんな仕事でもうまくいくだろう。

このような主体的な心持ちを営業マインドと名付けようか。

日常生活においても、特に恋愛的な部分とかは攻めの一択だと思う。自分から相手にアプローチしても、うまくいく確率は果てしなく低いだろうが、そもそも何もアクションにしなかったら確実に0%なので、それが1%でも上がるならばとんでもない費用対効果だと思う。ダメだったとしても元本保証、うまくいけばハイリターンという、金融商品だとしたらかなりの優良株だ。

営業マインドとは、もしかしたら「基本うまくいかない」というマイナス状態を前提とした心持ちのことなのかもしれない。うまくいかないことを前提に攻めにいっているので、失敗してもそのまま許容できる。逆にうまくいったらめっちゃ嬉しい。お得なマインドだ。

そういう意味では「許容できる失敗のレベル」を上げていくことが大事なのかもしれない。

資産が1億円ある人からしたら100万円くらい失っても許容できる。内定をすでに持っている人からしたら、面接がうまくいかない会社があってもへっちゃらだ。ナンパで断られ続けても、本命の彼女がいるならばなんとも感じない(最低な例だ笑)。仕事でも、すでに実績がある人であれば、多少のヘマをしてもそんな簡単には評価は下がらない。

だからこそお金持ってる人はどんどんリスクをとってさらにお金持ちになるし、内定を持っている人は自信がみなぎってどんどん内定をとっていくし、モテる人は異性との経験を重ねていくことでさらにモテる。仕事ができる人はまた思い切った挑戦をして、実績を重ねていく。

なんとも不平等な世界だ。

だからこそ、僕らのような持たざるものがやるべきことは、「最初の一個」を積み上げることなのだろう。まずは一つでも、自信がもてる結果や実績を出すことで、失敗の許容値を広げ、次の挑戦に繋げていくのだ。

明日もなんか積み上げるぞい。

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