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ビジネスケアラー 働きながら親の介護をする人たち♯3

連休3週にまたがり、今回もビジネスケアラー 働きながら親を介護する人たち」酒井穣(ディスカバー21)を私見も交えて紹介したい。

終章は介護を肯定的に向き合うというテーマ。このテーマに通ずることは、親と子の関係や自分との向き合い方を再考できる内容だ。

本文中、著者は経験をこう振り返る。
母親に対して、恨みとともに早く死んでもらいたいと思ったことへの後悔。キャリアを邪魔されたと感じたことへの自責。
それらはビジネスに没入することで得てしまった弊害かもしれない。

何のために生きるのか?誰のために働くのか?
自身を含めた家族に対してであるなら、仕事と介護の両立にこそ人生に彩りをもたらすと私は考える。ビジネス単色から自ら鮮やかなキャリアを手に入れるために。
著者も言うように、介護は親が子に与えた真の自立への宿題なのかもしれない。

本書から感じたこと。
これまでたくさんの愛情を注がれた私たちも、等しく大切な人に向き合うことが介護のあるべき姿だと私は信じます。
ビジネスも介護も肯定的に向き合うことに、そのヒントがあるのだと本書から気付きを得た。

私は1人でも多くのビジネスケアラーが、介護をしながらビジネスも両立を実現させ、光彩を放ち続けられるサポートをしていきます。


最後までご覧くださり、とっても嬉しいです。ありがとうございます。

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