見出し画像

映画『ぼけますから、よろしくお願いします』から想う未来

2018年に公開された映画『ぼけますから、よろしく』をなんとなく手に取った。
悲しさ、悔しさ、絶望、無力さの中に、明るさ、強さ、前向きさ、ひたむきさに胸を打つ彩り豊かな作品でした。
この作品は現在進行形の日本を映している。

しかしこの作品が美談にならないか一抹の不安を感じる。
•自己愛が家族愛に勝る価値観
•経済的格差(見えない貧困の拡大)
•地域ケアの崩壊

これら不安要素の進行を止めることはできない。
変化にしなやかに順応ことが最善と私は考える。

この作品から感じる彩りを少しでも取り残すためにも、あなた自身来る将来に思いを馳せながら内省していくことが必要かもしれない。

家族と過ごした時間は誰しもが尊いに違いない。『ぼけます』、『ぼけています』と一言から、そのご家族と当事者の時間をモノクロをさせないためにも、私は活動を続けていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?