見出し画像

能登の空き家を買いました & 新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
生まれて半世紀もすぎると、勝手に月日が過ぎ去って年が明けるのはもうやめてほしいけど、こればっかりはどうしようもないですね。祝うしかない。

昨年から40代以上向けにyoutubeで番組をやってますが、想像以上に映像のマーケティングはSNSやブログとは勝手が違って、亀のような歩みでジリジリと登録者を積んでいってます。

このチャンネルを運営する当初はタイトルの通り「人生の後半戦を楽しく」生きる(働く)にはどうしたらいいかというのがテーマだったんですが、掘り下げていくうちに後半戦って2段階に分かれるよなあと思うようになりました。

具体的に言うと40歳~55歳、と55歳~70歳(個人ごとに差異あり)っていう感じです。

40歳は後半戦とはいえ最前線で戦っているわけですが、さすがにそのままのスピードや立ち位置で70歳まで行けるわけないなと気づくんです。

となったときに、限界までやってみてそのまま余生に突入するか、それとも後半戦を2つに分けて70歳まで働けるようにしようか考えるときがあります。
前半戦でキャリアとかほとんど考えたことなかった私が思うんですから、世の多くの人が思うんじゃないのかなと。

あと、体力。無くなってきたことより、この先維持できるのかが気になります。長生きしようと思っているわけではないんですが、死ぬまで頭も身体も健康でいたいとは思います。

って考えたときにここ2年のコロナ禍の引きこもり生活で、色々考えることがありました。

まず、ホントに出歩かない。本来プレゼンしてる時以外は引きこもり体質なので、副業のカメラマンの仕事もないと毎日500歩も歩かない生活が続きます。
この歳でこれ続けると絶対メタボ化して病気になるダメなやつです。
で、家の中でスクワットしたり、ボクササイズしたり、低糖質な食生活に励むんですが、まあなんか不自然なんですよね。

本来、人間は適度に動きながら生活して、腹八分目に食ったらそれに見合うカロリーを摂取できるのがたぶんちょうどいいんであって、明らかにバランス悪いんです。エコではない。

コロナの間は仕方ないと思ってやっていますが、元々は運動好きでもないのでモチベーションはまったくない。
太るのと、撮影の仕事などで現場出るときにへばるのが嫌なので、かろうじて続けている感じです。

これ作ってたときは普通に最初は筋肉痛でした。

たぶん、こういう楽しいことをしながら自然に体力と好奇心を維持できる生活が私にとっては理想なんじゃないかなと思ったのです。

が、この車作るときもけっこう大変でした。
何が大変かってマンション暮らしでは、作る場所を確保するのが一番苦労したんです。

マンションの駐車場でできることは3割もなくて、あとは田舎のキャンプ場とか、県内の貸しピット、知り合いの家の軒下などを転々として効率も悪いし、無駄にお金もかかります。
よく考えたら、田舎に安い空き家買ってそこでやればいいじゃん!って話です。

ついでに空き家のリノベも自分でやったら、DIYのネタも尽きることはないし、わざわざマンションの部屋で椅子やかばんをどかした隙間で足音忍ばせて運動する必要もない。

ということで2年前くらいから空き家を探していました。

最初は場所もどこでもいいやくらいだったんですが、金沢の実家で介護などの必要が生じた場合に、少なくとも数時間で駆けつけられること、何度も往復しても負担にならない金額の範囲内ということを考えると、まあ北陸だよなあと。

あと、安いのが理想ですが、土台の改修とか屋根の雨漏りとかは、一人DIYでできる範囲を超えてしまうので、この先10年以上は適当に放っておいても大丈夫そうな構造であること、浄化槽工事すると100万近くかかるので、洋式の水洗トイレはついていること、DIYしまくるのに便利な土間があること、車が3台は止められること、とか条件を上げて探すと、意外にないんです。

そりゃ1000万とか出せばいくらでも買えますが、前の家で借金は懲りているし、

70歳になったらきっと価値がなくなるのがわかっているものにお金は出したくないということで、300万程度を目安にしました。

人生後半戦のサラリーマンはプリウスより高いもの買っちゃいけないんですよ。

で、2年も探してやっと全部の条件を満たす空き家が輪島で見つかりまして、12月末に建物の契約を終えたところです。

買った空き家は建物と土地の所有者が違っているので、土地の契約は今月にする予定です。

最初土地は借りるか買うか迷っていて遅れました。
土地借りるとイニシャルはめっちゃリーズナブルなんですが、万が一インフレで賃借料が上がったりすると面倒だし、何より契約終了時に更地に戻すのが条件だったので、賃借料負担がきつくてやめようと思っても、更地にする金額は更にかかるので、詰んでしまうと困るなあと思って結局買うことにしました。

土地を売るお金で更地にする程度はできるはずなので、悪くても差し引きゼロで子どもたちに余計な負債は残さずにすみます。

とはいっても、古家ですからそのままでは使えませんので、今から耐震診断して、補助金で最低限の改修して、水回りや電気の修理(これは自分でできるはず)もいるので、最低でも住み始めるまで数ヶ月は掛かりそうです。

あとのリフォームかリノベ(までできるかな?)は5年位かけてのんびりやればいいかなと思います。

もちろん仕事はサイボウズもカメラマンも続けますので、当面は二拠点居住です。これで当分の間はわざわざ部屋やジムでトレーニングしなくても、体力も維持できるはずだし、好奇心も十分に満たせるでしょう。

年末年始は空き家リノベの動画を見まくって過ごしてます。(笑

そんなわけで、今年は首都圏を能登を行ったり来たりする生活になると思います。
能登の皆さん、仲良くしてください。

あ、詳しい空き家の情報は土地の契約を終えてから改めて。
空き家探しは苦労した分、ノウハウもたまりました。相談は受け付けます (^^

続きはこちらへ


今は寄付ページへの寄付をお願いしていますが、こちらも気に留めていただきありがとうございます。 この先どうなるかわかりませんが、サポートいただけましたら、被災地支援活動がおちついたら自分自身の生活再建に使わせていただきます。