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ごはん

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作り方ありのズボラごはんについての記事
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#おうち居酒屋

インド人がなんと言おうと

わたしが作ったんだ!わたしがタンドリーチキンつったらこれはタンドリーチキンなんだ! 漬け焼き実はズボラ飯説タンドリーチキンってほんとはよく知らない ヨーグルトが入ってれば良いのだろう インド人的にはゼンゼンチガワイ!かもしれないけどまあ食べてミソ 発酵食品てなんか良さそうだし お肉はジューシーな方が美味しいのとタレがもったいないのでそのまま焼く 漬け焼きは比率さえ合ってればタレの量が適当でも失敗しないから良いね 冷蔵庫の余ってるヨーグルトの量に合わせて作ることが多い 前日

野性を失った代償に得たもの

前世でピーマンに村でも滅ぼされたんですか? ってくらい子供の頃からピーマンが嫌いで、それはもはやわたしのアイデンティティですらあると思っていたのだけど ある時からじわじわ食べれるようになってきて これはまずい、と思っていたらついに生でバリバリいけるようになってしまった 「苦い食べ物が食べれないのは野性の名残」説を指示しているわたしは またひとつ野性を失ってしまった、と落胆した だがしかし一度ピーマンの美味しさを知ってしまったこの体、ピーマンの肉詰めがどうしても食べたい ハイボ

コンフィだと、わたしのゴーストが囁くのよ

なんかすっごく働きたくなくて、特に意味もなく有給休暇をとったけど何もやることがなかったので晩ご飯のリクエストを募った。 豚肉1票、ワイン1票 これはもうコンフィだ、コンフィしかない、作ったことないけど。 オイルでじっくり低温調理するのがコンフィである、とネットには書かれている。 うんうんなるほど、完成のイメージを思い描く。 これは料理を作る上で大事なことだと思う、今まで食べたおいしいコンフィをうんとたくさん思い出して味とか見た目とかイメージを決める。 野菜はたくさんあった

吾輩は手抜き料理である

名前はまだないのであれば即刻つけるべき。子供の名前とか取り返しのつかない責任重大な名付けをする前に、適当な料理に名前をつけて練習するべきだ。 私の友人は家の電気のスイッチにすら名前をつけている。 言葉はお手軽な呪いだ。 古来より人間は理不尽なことや不可解なことに名前をつけ自分たちの恐怖心を支配してきた。名前をつけることで恐怖心を支配して身近なものに感じ受け入れる。 料理も同じだ。 例えば五目炒めの材料が足りてなくても「五目炒め?贅沢な名だね、今からお前の名前は三目炒めだよ。い

カラシを付けろよ、デコスケ野郎ォ!

蒸しだ蒸し! 時は2020年、我が家にはシュウマイブームが到来していた。 生まれてこのかた餃子>>シュウマイだったのが、この時ばかりはシュウマイが餃子を上回るくらいの一大ブームだった。最初はコンビニのシュウマイで満足していた。しかし食べるにつれ、それでは満足できなくなってきたのだ。 大体のシュウマイは6個入り。二人で食べたら3個ずつ、足りない。足りねえンだヨォ!もっと、もっとシュウマイキメさせてくれよォ〜〜! 昼は何気ない顔で働き、夜な夜な家ではシュウマイをキメる。そうわた