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キャンメイクの話をしよう

「メイクの楽しさ」を教えてくれたのはキャンメイクだと思ってる。
キャンメイクに出会ってなければ、コスメもメイクも好きになってなかったかもしれない。

20歳くらいまで「化粧品って油でしょ?何でわざわざ顔に油を塗らないといけないの?」と思ってた。化粧品ってなんであんなに高額なんだ…化粧品にお金なんかかけられないよ、と思ってた。日焼け止めを塗るのさえ嫌だったけど、母から日焼け止めだけは塗っておきなさいと言われて、渋々塗っていた。
当時大学1年生で、寝坊して講義に遅れそうなときは、せめて化粧はしていこう、じゃなくてせめて朝ごはんは食べて行こうだったのだ。
あの時の自分は、メイクやコスメの優先順位がとても低かった。

大学時代、よく一緒に行動していた友達はとてもおしゃれでメイクもすごくかわいかった。その子がよく「キャンメいいよ。発色もいいしかわいいし、安いし」と言っていた。
その友達とドラッグストアに行ってキャンメイクのコスメが並んでいる棚を見たとき、「ちょっと買って使ってみようかな」という気持ちが湧いた。

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この画像にはないが、アイニュアンスのブラウン系カラーを買った。600円前後だったと思う。安!
使ってみたら、「いいかんじ」だった。
特殊な技術がなくても、これひとつでシンプルなアイメイクが完成するし、不快感もない。むしろ楽しかった。
「あ、アイメイクすると自分の顔はこんなかんじになるんだ」と思ったし、「いいじゃん」って思った。
化粧する=自分の顔に油や粉をのせる・塗りたくる、という認識で、抵抗感を持っていたけど、その気持ちが少しずつ溶けていく瞬間だった。「化粧って、そういうことじゃなくて、楽しいのかも」という気持ちが生まれた瞬間でもあった。

アイニュアンスは今では生産終了となってしまい、見ることはほとんどなくなってしまったけど、色の種類が豊富で、試してみたい色味があるときは「アイニュアンスにないかな」と探しに行っていた。「やってみたい、やってみよう」に踏み出す、ホップステップジャンプが気軽にできた(?)。
ちなみに画像の真ん中のブルー系ね、持ってた笑

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現在使用しているキャンメイクたち。この間はベースメイクを使い切った。

キャンメイクは、自分がメイクを始めてから必ずいる。途切れたことはない。ネイルもいくつか持っている。

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チークはパウダーだけじゃない、と知ったときクリームチークを買った。

眉の描き方がよくわからない・初心者にはパウダータイプが良いと聞いて、アイブロウを買い「出来るようになるかな」と鏡に向かった。(画像のは2代目)

季節限定のカラーマスカラを買ったこともあるし、「ティント」という名前をはじめて聞いたとき、「グロスやリップと何が違うんだろう…?」と思いながらキャンメイクコーナーを覗いた。

キャンメイク商品の全てが自分に合っていたわけじゃなく、処分してしまったものもあるけど、それこそ自分に合っている・合っていない、好き嫌いを知る・確認することにキャンメイクにお世話になりっぱなしなのだ。

キャンメイクを「妥協」として選んだことはない。「キャンメイクでいいや」と思ったことはない。前向きに、能動的にコスメを選んでいくことに「楽しく」ということを自然に身に着けることができた。
自分のためにメイクをしている私にとって、キャンメイクに出会えたことは本当にありがたいことなのだ。

そしてキャンメイクの唯一の弱点はコスメのフタがよく外れることだと思ってるんだけど、それもかえって愛らしかったりして、「キャンメイクあるある」として友達とよく話した笑
今は改善されてるようで、キャンメイクのコスメを買って開けると「お、フタがしっかりしてる」といつも思う。素晴らしい!(どの立場からの発言)

※キャンメイク画像はキャンメイク公式HPのスクショ、アイニュアンスは@cosmeのスクショを使用してます(^-^)

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