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エルグルメ信者がここに一人

my new beer…

近所のスーパーに売ってた。正直なところIPAの違いがあまり分からない。どれもフルーティで苦い。微妙なバランスの違いなので、飲み比べないと記憶が持たないのだ。

ちなみに一番美味しいと思ったビールはIN A DAZEのCHILLAXだ。印象に残っているだけかもしれない。でも美味しかったような気がする。IN A DAZE、なかなか近くで買えないから公式サイトで見てるだけなんだけど、コンセプトもデザインも秀逸で飲みたくてしょうがない。一応栄に飲める店があるらしいので行ってみようかしゃん。

エルグルメのバックナンバーを買った。メルカリで4冊セットで1000円である。お得。1冊300円だったので4冊1000円にしてもらった。メルカリ発送したことがあると分かるが、まとめて送った方が身入りがいいし、なにより在庫を早くはけたい。部屋が片付かない。

エルグルメの良いところは、変なレシピがたくさん載っているところだ。この号だと、焼きカリフラワーとイカにカリフラワーで作ったソースをかけて、最後に生のカリフラワーを載せる料理が出てくる。そんなレシピ、他の料理雑誌には載ってない。つまりは高級レストランがやっている、エンタメまで昇華するくらいコンセプトの強いレシピが読める雑誌なのだ。それにフードトレンドにも強い。

「美味しいもの」というのは単純で、コンビニにでも行けば大量に手に入る時代だ。料理だって野菜を油で炒めて塩をふれば大体美味しい。でも、その僕の思いつくような「美味しさ」の方程式の外に、僕の思いつかないような組み立ての美味しさが存在しているのだ。そういう刺激のジャンキーなのである。なので変なレシピを見れるエルグルメを定期購読せざるを得ないのである。なかなか作りはしないが。

せっかくなので記念すべきエルグルメ第一号から、僕が気になったレシピをいくつか上げよう。

「カニ玉の金柑と杏ジャムのあんかけ」
悪ふざけ感すら感じる。しかし果物とおかずを合わせるのは海外では一般的だ。パイナップルバーガーは好きだが、酢豚のパイナップルはあまり必要性を感じないし、せっかくの餡がしゃびるからなくていい。昔バーガーキングでフルーツソースの期間限定ハンバーガーがあって、あれは結構美味しかった。

「あさりのリゾット抹茶がけ」
抹茶をリゾットにかける気になったことがなかった。抹茶塩は天ぷらでは割と市民権を得ているから、そこまで奇抜ではないのかもしれない。マイケル・プースが日本に来て、緑のアイスはミントとは限らない事を学んだと言っていた。無発酵(実際は発酵様だが)の茶葉は海外では珍しいのか。

「梅干しとオリーブのおにぎり」
梅干しとオリーブ。出会うはずのない二人が出会ってしまった。

あとベネディクト・カンバーバッチのインタビューも載っている。みんなもエルグルメを読むべき。

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