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最近の高校生や大学生の恋愛の悩みの9割は……#69

LINEやDMでのやり取りだ。

600人越えのオープンチャット恋愛相談では、毎日のように恋愛相談がもちこまれるが、大体はLINEの返信や、送る内容、間やネタについて。

時々ブロック確認の方法。そして返信がない場合の次の一手はどうするか。

ネット最盛期時代、挨拶をするより、認知されるよりも早く好きな人とつながれる。

そっちでは仲良くできるけど、一時的に盛り上がっても、リアルじゃないから大体はテンションも冷めて、打つ手がなくなって、相談にやってくる。

そこでいつもしているアドバイスは、実際に挨拶すること。

それに尽きる。挨拶したら、雑談するようになって、デートに誘う。

みんなLINEやDMでなんとかしようとして、しかもミスりたくないから相談してくるんだけど、ゲームみたいに恋愛って画面だけで攻略できるほど大体簡単じゃない。

画面だけで釣れる簡単な恋愛もあるけど、それは多分、釣るまでは楽しいか、複数釣ってるパターンだからとりあえず「会う」をおしてる。

そして、実際会ったら、失敗してくるたびに逐一細かく指示を仰いでくる子もいる。

頭が数学脳で間違いたくないのか、考えてないかのどちらかなんだけど、それだと蓄積にならない。

「これとこれで悩んでるんですけど、どうですか」

じゃなく、

「次どうしたらいいですか?」「なんて送ればいいですか?」

と、ゲーム攻略の道筋を聞いてくるように、指示待ちだ。

失敗したくない気持ちもわかる。

でも、恋愛で失敗しない人なんてない。

みんな何かに傷ついて、向き合って、傷を見せないように幸せになっていく。

今、SNSなどで周りの幸せが可視化できる時代になってきたから、恋愛や結婚で幸せそうにしてない自分に焦るのもわかる。

「恋愛をした方がいいんですか?」

というそうだんすらくる。

しないで幸せなら、それでいいし、失敗しても次につながることが多いから、とにかくトライしてほしい。

自分もコラムを書いてたくさんのテクや方法を書いてきたから言えるんだけど、記事やテクニックは必勝方法ではない。

自分が恋愛するうえで可能性を広げる役割をする補助輪程度のものだ。

補助輪をしていても転ぶこともある。

それは、恋愛が初めての子でも、美人でかわいくてきれいで若いインフルエンサーたちでも同じだ。

違うのは、勝率だけ。

でも、ネットにすべて答えが集結していると勘違いしそうな現在では、みんな検索で、恋の糸口を探る。

こちらは、検索で引っ掛かりそうなキーワードに対して、ヒントを並べているだけ。補助輪を用意しているだけだ。

答えは、書いていない。

答えが書いているとして、そんな簡単な恋愛には、だれもハマらないだろう。

LINEやDMで繋がりやすくなった利点を活かして、ぜひ、声をかけて、生身で、自分の頭で考えながら恋をしてほしい。

幸せは、そうすることでしか、つかめない。

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