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「いたい」ので見ないでください

メモ帳をなんとなく眺めていたら、遠い昔に作ったポエムが出てきました。
色んな意味で感性豊かで面白いので、埋もれて消えていく前にここで成仏させてみようと思います。

ポエる前の、言い訳のための長いまえおき

ポエるにあたって注意しなければならないポイントがあります。


それは、「いたい」と思われる可能性です。


本まえおきではそれについて考察し実体を少しでも咀嚼することで、これからポエる私自身の「いたさ」を少しでも軽減させようというのが目的です。


「いたい」の心理

「いたい」と人々が感じるとき、それは、ある発信された情報の内容から受ける印象が、発信した人自体の印象を大きく超えてしまっているときのように思われます。

このとき、情報を発信した人は、発信された情報を通じて自己の社会的評価や印象を操作しようとする無意識的な魂胆が見受けられます。一方、自身の社会的評価を向上させようとすること自体は健全なことで、現代社会の営みのなかで有利に生きるためのリーズナブルな戦略であるように見えます。

しかし、発信した情報の印象が度を越えてしまうとき、我々は不快感、あるいは共感的羞恥を感じてしまい、「いたい」と感じてしまいます。


例えば、「私はサッカーが上手いです」とプロサッカー選手が情報発信したとします。
この場合、情報(私はサッカーが上手い)と発信した人(プロサッカー選手)の印象は一致しているため、「いたい」と感じることはありません。

あるいは、「私はサッカーが上手いです」とサッカーが下手な人が情報発信したとします。
この場合、情報(私はサッカーが上手い)が、発信した人(サッカー下手)の印象を大きく超えてしまっているため、「いたい」と感じてしまいます。


以上では、「私はサッカーが上手い」を例に挙げましたが、発信される情報にはそれ以外に服装や態度などの視覚的情報なども含まれます。

ということは、、、これからポエる私の防衛線

つまるところ、私がこれからポエるにあたってしなければならないことは、
私自身の印象と、ポエムの印象(かなりいたい)をできるだけ一致させる必要がある
ということです。

そして、ポエムの印象はすでに「かなりいたい」と決まっていますので、私の印象を「かなりいたい人」にする必要があります。

というわけでポエる前に、今から私はかなりいたい人になります。





うひょーうひょうひょうひょうひょうひょうひょうどんどこどんどこどんどこどんどこどんどこどんどこパラりラパラリラパラリラぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんうわーーーーーーーーーーーーーーーーーーひょろひょろひょろひょろーーーーーーピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっ⇈⇈⇈⇈




ポエります。

まだ見ぬ世界に顔を覗かせ
驚く君を想像する
背景に七色を塗り分けて
夜空に星を散りばめて
君の座る、椅子の下に満月を描く
高鳴る胸の鼓動に耳を澄まして
揺れる身体の思うがままに
宙を舞ってペンキが踊る
真っ黒な世界に真っ白が溶け込んでゆく


真っ黒は自分。真っ白は君だそうです。その他メモ帳にはちゃんと設定やら説明が律儀に書かれていましたが、色々と恥ずかしいので出さないでおきます笑


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