経営者・後継者が行う事業承継、会社(組織)が行う事業承継

皆さんの会社は、今、「事業承継」についてどの程度準備をされていますか?
自分の代で会社を成長させて50点、後継者にバトンを渡して50点、合わせて経営者として100点です。自分が社長になった瞬間から、次の承継について考え始めるもの、とも言われます。

「事業承継」と聞くと、日本では”会社の株”などを承継する【資産の承継】だと思われがちですが、
本来は会社という組織とその事業を未来へつなぐのが事業承継です。
「事業承継」は、全ての経営者に必ず訪れるものです。しかも1回勝負です。「何から始めれば良いのか分からない」「このやり方で十分なのか不安だ」と感じられている方は、ぜひ参考にして頂ければと思います。

事業承継といっても、経営者と後継者が実際に行う内容と、会社(組織)として準備するものがあります。

◆経営者、後継者が行う事業承継の準備は、次の4つの承継です。
 
 ①考え方の承継 ②人脈の承継 ③資産の承継 ④実務の承継

◆会社として行う承継の準備は、3つの磨き上げです。

 ①会社の強みを磨く:組織として、強みを創る。
 ②仕組みを磨く:属人化させるのではなく、仕組み化する。
 ③組織を磨く:あるべき組織を考え、後継者だけでなく、次世代幹部も育成する。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?