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自分の名前で仕事をするために【選ぶ能力編】

前回、自分の名前で仕事をするために【選ばれる能力】と【選ぶ能力】の2つが大切だということを書きました。

今回は【選ぶ能力】について私が意識している5つのポイントを皆さんへ共有したいと思います。

※【選ばれる能力編】については、こちらに書いてあります。


1.何をするか(職種)と同じぐらい、どう働きたいかを考えて選択する。

どんな仕事(職種)をしたいかを考えることはとても大事です。

ただ、それと同じぐらい、どう働きたいかを考えることも大事だと思います。

例えば、同じ「営業」という仕事であったとしても
「在宅勤務で、打ち合わせは必要な時だけオンラインで実施。マイペースに進められる仕事」と
「チームで毎月の目標を決めて、切磋琢磨しながら成長を求める仕事」
では同じ営業職であったとしても、働き方はかなり異なります。

私自身は前職も、今の会社も「経営コンサルタント」という職種・仕事ですが

前の職場は・・・・
◆行動を上司に細かく管理される。お客様に提出するものは全て上司のチェックが入る
◆お客様よりも、社内の目標数字を追いかけて仕事をしている
◆社内の人と、プレイベートではほとんど交流がない
という働き方でした。

経営コンサルという仕事自体は面白いと思うことも多々ありましたが、
「働き方」には納得いかないことが多くありました。

そんなこともあったので、「どのように働きたいか」を私はよく考えています。

今は、

①単発のプロジェクトではなく、お客様と長期的に関わる仕事がしたい
②管理をされずに、自分の仕事については自分でスケジュールを決めたい
③仕事は、自分が本当にやりたいと思ったこと、お客様の役に立つと思ったことだけをやりたい
④ストレスを感じない仕事を、土日休日関係なく目一杯やりたい
 ※休みたい時には自由に休む

という働き方をしたいと思っています。
※今の職場は比較的これが叶っているので、とても働きがいを感じています

これから、働き方は大きく変わると思います。
働く場所がオフィスからもっと自由に選べるようになる思いますし、
所属する企業も1つに限らないかもしれないです。(副業、パラレルワーク)

そんな時代に大事なことは、何をしたいか(職種)よりも「どのように働きたいか」なのかなと思います。


2.自分が得意としたい分野、活躍した分野を決めて磨いていく。


自分の名前で仕事をするためには、「強み」を活かすことが大事です。
もっと言うと、世界中の誰にも負けないような、自分が一番得意なことで勝負するのが大事だと思います。

こういう話をすると、
世界中の誰にも負けない強みなんて分からない・・・、と思う人が多いのではないでしょうか。
実際、自分の強みはそんなに簡単に分からないと思いますし、社会人歴が今年10年目の私も、得意な仕事はなんとなく分かっても、これが「誰にも負けない強みだ」と言えるものはないように感じます。

ただ、強みが見つけられない、分からないからと言って、そのままにしていては、いつのまにか引退する時期まで来てしまっているようにも思います。

なので、私は
「自分が一番になるという分野を決めて、あとはとにかく誰にも負けない努力をする。武器を磨き続ける。」ということを決めるのが早いと思っています。

私が決めているのは
①「ポジティブシンキング・前向きに考えること」
②コンサル分野では「事業承継」
(株などの資産承継ではなく、考え方の承継、人脈の承継、次世代幹部育成の分野)
は誰にも負けないように努力しようと決めています。

①は比較的生まれながらにしてそういう考えができることと、これまで多くの本を読んできましが、まだまだ1番ではないと思います。
②に関しては、現状全くの勉強不足です。

このように自分が一番になるということを決めると、「あとはやるだけ」となんだか開き直って頑張れる気がします。
「自分の強みはなんだろう?どれなら他の人に勝てるか?」など考えるよりずっと生産的だと思いますね。

悩んでいるなら、自分の強みにしたいことを決めて、強みとなるように努力しましょう。


3.チャンスが来たら、まずは手をあげる


リクルート創業者の江副氏の「自ら機会を創りだし、その機会によって自らを変えよ」という言葉が私はとても好きです。

結局、人が変わるのは「実践」や「経験」によってだと思います。

コンサルタントの私が言うのも変ですが、「人からいくら話を聞いても、話を聞くだけでは変わない」と思います。
※私自身も仕事では、「話をしたあと、相手にどう行動を変えてもらえるか」を考えて話をしていますが、まだまだ人に動いてもらえるようになるには道のりが長いですね・・・

新しいこと、自分の前にチャンス・機会が訪れたのであれば、まずは手を上げてやってみる。
そうすれば、成功した場合はもちろん、失敗した場合でも何かしら得られるものはあります。反省をすれば、さらに自分の糧となり成長につながります。

自分のできる範囲のことだけしかやらないと、人はそれになれてしまい、どんどん手をあげることができなくなります。
常にチャレンジし続ける、変化をし続けるためにも、チャンスが来たら手をあげていきましょう。
※自戒を込めて

チャレンジすることを躊躇しそうになった時に、私が思い出す言葉を3つ紹介します。

『「いつかの自分」にできることは「今日の自分」にもできる』

『流れる水は腐らない』 ※逆に、停滞していると腐っていく

『安定した世の中などない、ならば、不安定に強い自分になろう』

皆さんも、自分の好きな言葉、奮い立たせる言葉をいくつか知っておくといざというとき背中を押してくれると思います。


4.「なれる最高の自分を描く」

4つ目は、「なれる最高の自分を描く」ということです。

これは、私の上司から教えてもらった「なれる最高の自分になる」ということです。

自分自身がどうなりたいかを描くのは人生においてとても大切なことです。

私もまだまだ描き続けている途中ですが、これがなくれは、1番で書いた「どう働きたいか」や2番に書いた「自分の強みとしたい分野を決める」ということできないと思います。

まずはこの「なれる最高の自分」とは何かを考えていきましょう。

ポイントとしては

◆自分の引退時から逆算して決める
これも上司から教えてもらい考えましたが、自分の引退時にどういう状態になっていたいかを具体的に決めることです。

私の場合は
①お客様の数 ②上場企業○○社の社外取締役になる
③書籍を○○冊出版する  ・・・などの仕事の面からいろいろ考えました。

◆「なりたい姿」が分からない時は、「どうなりたくないか」をまず考える。

新卒の時には、私も「なりたい姿」は分かりません。とよく言っていました。その時に教えてもらったのが、

「自分がなりたくない姿」「どうなるのが嫌か」を考えてみるとよい。ということでした。

新卒当時の私は、なりたくない姿として
「30代になっても、上司から怒られるのは嫌だな」
「ずっとワンルームの小さい部屋で暮らすのは嫌だな」
「毎日コンビニ弁当は嫌だな・・・」 などを思っていました。

「なりかくない姿」というのは、「最低限なりたい自分の姿」の裏返しです。

つまり、新卒当時の私にとって
「30代では誰にも怒られず、仕事ができる実力をつけること」
「少し広い部屋で暮らせ、たまには外食できるくらいの給与(経済力)」
というのが、「私の最低限なりたい姿」でした。

特に今の20代や私と同世代の30代は「どうなりたいか」「なりたい姿」をイメージできない人が多い気がします。

そんな時「どうなりたくないか」をまず考えてみると、意外と「なりたくない姿」というものは出で来る気がします。


5.理想の働き方をしている人を探し、参考にする


1~4でいろいろ書きましたが、私が「なりたい姿」や「働き方」を考える時は、誰かを参考にしていることが非常に多いです。

身近にいた先輩、世の中で活躍している人々、本を読んがことのある著名人・・・・など

周りからの情報で、

こんな働き方、こんな生き方っていいな。

と思うことが私のスタートです。

これは人によると思いますが、
①自分1人でじっくり考えて答えを出す人
②いろんな人の話を聞いて、周りの人を見て、答えを見つける人

私は②なので、とにかくいろんな人の話を聞いたり、新しい出会いを求めるのは好きです。

①の人でも、考える時の参考に、検討材料の1つに他人の生き方、働き方を知るというのは良いことだと思います。

まずはぜひ、いろんな世界をみてみると良いと思います。

※私もまだまだ参考にしているのが日本人の枠をでていないので、海外にも目を向けて、もっと理想の生き方、働き方をみつけていきたいと思います。


最後まで読んでくださりありがとうございます。

「自分の名前で仕事がしたい」と思った人はもちろん、全ての人にとって人生のヒントになれば幸いです。




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