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【25歳の挑戦】3ヶ月間、お化粧をしない勇気を持ってみたら。

いつから、お化粧をしないと外を歩けなくなったのだろうか。
どうして、自分のお肌に自信が湧かなくなってしまったのだろう。
なぜ、お化粧をしないとオンオフの気持ちの切り替えができなくなってしまったのだろう。

鏡に向かって問いかけた。

高校生の時までは、お化粧をしなくても自信を持って歩いていたはず。

じゃあ…

大学生になって周りがお化粧をし出したから、するようになったの?
それによって、自分もお化粧しないと目立たなくなってしまうから?
それとも、単純にお化粧が好きなだけ?

綺麗になりたいから?

世間が美しいと思う基準に合わせて、
デカ目細工をして、完璧な色の肌を作って、鼻を高く見せて、
血色をよくするためにリップを塗る。


私は、社会に迎合している。
"社会で消費される美"の鎧をかぶっているのと同じだ。



それで私は自信がつくの?

うん。おめかしすると、どこかウキウキしてお出かけできる自分がいるんだ。人に話しかける自信もつく。

でも、

お化粧をしないと一歩も外に出られない、デートにも行けない
というのは、
本当に自分の内から湧き出る自信を持っていると言えるのだろうか。

お化粧ありきの自信を、
本当の自信と言って良いのだろうか。

否。


だから、私はお化粧を辞めた。

お仕事中も、
対面のミーティングでも、
上司との飲み会でも、
Youtubeに載る動画を撮る時でも、

お化粧をしていない。

最初の1ヶ月は辛かった。

お化粧をしていない自分に自信を見出せなかった。

仕事の合間、鏡ごしにお化粧をしていない自分の顔を見ることが怖かった。

いつもより短いまつげで瞬きをしながら、
血色の悪い唇を動かす。

人に話しかけることも、
お出掛けをすることも、
お仕事を進めることも、

勇気がいるようになった。

ニキビ肌も晒していて、「汚いものを見せてごめんなさい」
と上司に対して申し訳ない気持ちになった。

でも、
お化粧をしていない私に対して、周りの態度は全くもって変わらない。
仕事の進みも特に変化がない。

気にしているのは自分だけだった。

この体験を通して、
どれほど自分が周りの目を気にしていたのかを、メタ認知することができた。

2ヶ月目は、もう怖くなかった。
お化粧をしていない自分の顔を鏡で見ることも怖くなくなった。

恐らく見慣れたのだろう、と思っていたがそれだけではなかった。

知らぬ間に、自分の肌が綺麗になっていたのだ。
右頬に大量に発生していたブツブツが、綺麗に消え出していたのだ。

3ヶ月目は、何も考えなくなっていた。
1年ぶりに会う友達の前でも、初対面の人の前でも、一切お化粧をしない。

無理なく、自然にやっていた。

そして、鏡を見て、

お化粧をしない私も自然な愛嬌があるな。
なんで今までお化粧をしていたんだろう?
私は、そのままで十分なのに。

買い物に5分行くだけでもお化粧してた私を思い出すと、
アホらしくなって笑ってしまった。

あれ、私…

ナルシストになってる?


鏡に向かって叫んだ。

心配しないで。
自分を愛しすぎることなんてないから。



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