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【夫婦関係コラム】女性の結婚は「人身売買!?」女性の「永久就職」って何?

「人身売買」と言う言葉を聞いて、

どんな言葉が連想されますか?

強制労働、暴力、脅迫、売買、取引、誘拐、奴隷、

こんなところでしょうか?

では、

「永久就職」

って言葉は聞いたことがありますか?

今日は、そんなお話です。

人身売買???

人は、就職すると、

自分の「労働」を会社に売って、

代わりに「お金」をもらいます。

女性が、結婚すると、

家で家事や育児をして、

男性が「お金」を稼いできます。

でも、

これらって、

自分の「意志」ですること、

ですよね。

「人身売買」って、

自分の「意志」は、関係ないんです。

「強制的」なんです。

だから、

問題なんです。

たまに、

「私は、人身売買された訳じゃないんだから、

お金を稼いでくる方が偉い、みたいな顔されると頭にくるんです」

って言われる方がいます。

その通りだと思います。

以前のブログでも書きましたが、

「夫婦関係」に上下はありません。

たとえ歳の差がいくらあっても「対等」です。

なので、

「人身売買」と言う言葉は、当てはまりませんね。

当たり前ですけど。

ただ、

もし、暴力などにより、女性を強制的に動かそうとしたら、

これは、犯罪になりかねません。

かなり、内容が「人身売買」に近づいてしまいますから、

気を付けましょう。

では、

自分の意志だとしても

夫婦になったら、永久に「労働」を強いられるのでしょうか?

結婚って「永久就職!?」

そもそも、

「永久就職」って言葉、

ご存知ですか?

では

「寿退社(ことぶきたいしゃ)」って言葉は、

知ってますか?

女性が結婚する時に、

結婚を理由に

会社を辞める場合は、

「寿退社」って言われました。

「私、結婚するんで、会社、辞めます!」

ってやつです。

最近は、ほとんどないですけどね。

結婚をするから会社を辞める、

と言う、お祝い的な言葉、

と裏腹に、女性の就職は結婚までの「腰掛」

みたいに言われ、

若干、皮肉めいた「女性の結婚退職」

を言う言葉が「寿退社」って言葉でした。

一昔前、

女性は結婚すると「専業主婦」

が、ほとんどでしたから、

働いていても、

結婚を機に会社を辞め、

家庭に入り、死ぬまでパートナーと生涯を共にする、

のが普通でした。

なので

女性の結婚は「永久就職」

と呼ばれたのです。

「私、結婚したんで、会社辞めます」

「そうか、ついに君も「永久就職」か、おめでとう」

みたいな使われ方です。

ですが、

現在の世の中は

「寿退社」「永久就職」

なんて言葉は「死語」になりつつありますよね。

若い人は、

知らない言葉ですもんね。

子供が出来たら、

会社を辞めるかもしれませんが、

結婚して会社を辞めたり、

価値観が合わないまま、嫌々でも一生、共に過ごす

なんてあり得ない時代ですからね。

ましてや

「人身売買」的なことを感じるのであれば、

「即、離婚」しますよね、

そんな相手とは。

時代の流れ

女性も男性も、

自分の意志で未来を決められる時代です。

いい時代になったなあ、

と思う反面、

「離婚」

と言う問題に関しては、

これが、

「いい流れ」

とは思いきれない気がします。

自由に誰でも「離婚」できる時代ですが、

本当に、

今の相手と「離婚」してしまって良いのか?

本当の結論が出る前に、

「離婚」を決意してしまっているようでなりません。

だって、

「結婚」

って、理解していますでしょうか?

このまま、

「離婚」してしまったら、

必ず、繰り返しますよ。

って方が非常に多いのです。

もちろん、

嫌々で生活を続けてください、

と言っている訳ではありません。

ですが、

今のパートナーとも、

まだまだ「ラブラブな生活」

を送ることができるのに、

別れてしまおうとしている方が本当に多いので、

警鐘を鳴らしているのです。

個人的に

「永久就職」って悪い言葉だと思いません。

だって、

皆さん、結婚を決めた時、

「この人と添い遂げよう」

って思って、結婚するんですよね。

この人のもとに

「永久就職」しようって思って、

結婚を決めるんですよね。

もう一回、

死語を復活させたいって思っているくらいです。

まとめ

今は、

いい時代になりましたけど、

決して、

いい時代ではありません。

長引く不況、

極端な円安、

政治不信、

老後の心配、

医療費の問題、

介護の問題、

労働賃金の問題、

そして、

離婚問題、

挙げだしたらきりがありません。

一見、女性の社会進出、

って、素晴らしいように聞こえますが、

社会進出したくないのにしている女性もたくさんいる、

と言うことです。

選択の幅が広がるのと、

嫌でも、そうするしかなくてそうしている、

と言うのは全く違います。

だって、

旦那さんの給料が多ければ、

別に働きたくない、

なんて女性はごまんといるのですから。

旦那さんの給料が安すぎて、

嫌々、社会進出しているのです。

でも、

言えることは、

女性が、嫌々、結婚生活を続けなくてもいい時代にはなりました。

ですが、

しっかりと

やるべきことはやってから、

「お別れ」しましょうね。

まだ、

やることが残った状態で「離婚」してしまうと、

必ず、

「離婚」を繰り返す結果になりますよ。

その都度、

とんでもなく嫌な思いをすることになります。

簡単に「離婚」できる時代ですけど、

「離婚」するためには、

自分をどれだけ傷つけるか、

考えてみてください。

しなくて良い「離婚」なら、

しない方が良いですよね。

参考になさってください。

自分のためです。

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