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自分の顔写真と実名を使うこと

久しぶりに、本を読んで、ほっぺたを叩かれた気持ちになった Kaori です。

今、OWNDAYS 社長の田中修二さんの「大きな嘘の木の下で 〜僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。〜」を読んでいます。厳密には、全部読み終えていません。でも、すでに、何回かビンタを頂戴した気分。

田中さんのこと、OWNDAYSという企業のことを、きちんと認識したのは、昨年のカンブリア宮殿でした。最初の印象は、あぁ、私の周りに絶対にいないタイプの人。年齢も5つくらいしか違わないのに、すごいなぁ...。もちろん、社長なので、当たり前です...w でも、恐れ多くも、ふと、そういう感想を持ってしまいました。

なんでそう思ったのか、考えてみると、ちょうど、自分の周りに自分のような人が多い違和感(全く似ている人なんていないので、気分的な問題な気がします...)、を感じ始めた時期だったからだと思います。それが悪いとは、思いません。でも、良いとも思えなくなった。そう表現するのが、私の気持ちに一番近いなと感じます。

同じような環境で育ち、同じような学校に通い、同じような家族がいて、同じような価値観を持っている。それは、とても心地がよいし、振り返れば、私はずっと「自分と同じような人がいる場所」を探して、人生進んできたような気がします。小学校、中学校、高校、大学、大学院、就職。私の場合、年をとればとるほど、私がそう望んだ通り、私の周りは、どんどん心地の良い場所になっていきました。

でも、ふと。それでいいのかな?と、思う瞬間があります。世の中には、もっと色々な人がいて、色々な仕事をしていて、色々な困難と向き合ったり、挑戦をしている人がいる。自分の生きる世界がとても狭い、そんなことを感じたのも事実です。では、その状況を変えるために何ができるのか、挑戦するにはどうすれば良いのか、それはただ「行動する」ことだけ

それなのに...
ただ「行動」する、それだけなのに、私たちは毎日違うお茶すら選べない。
**
毎日、同じコンビニに入り、同じお茶と、同じおにぎりやサンドイッチを買ってしまう、心当たりはありませんか? 私は、めちゃくちゃあります。**

同じ毎日を繰り返してしまうのは、その生活が安心だからだ。その気持ちはわかる。でもそれは自分の意志ではなく人間の本能でしかない。でもそれを繰り返していくと、人生の大事なタイミングでも、新しいことができなくなる。変化できずに、取るに足らないリスクすらもとれなくなってしまうのだ。

そして、もう一つ、新しい「行動」を阻む大きな原因が「自意識過剰」。

批判されることを必要以上に恐るがあまり、他人と違う行動ができないので、結局みんなと同じような人生を歩むことになる。みんな人の目を気にしすぎなのだ。(中略)実際は、あなたのことなんて誰もみてやしないのに、まるで世界中が自分に注目しているかのような錯覚に陥っているだけでしかない。(中略)動物のアイコンを自分の顔写真に変え、意味不明なアカウント名を本名に変えてみたところで、あなたの生活にはほとんど何の変化も起きやしない。何度でも言う。あなたのことなんて誰も気にしてなんていないのだ。

ここで、手を上げたい。はい...、これは全部、私です。

という訳で、本日よりnoteも本名&顔写真でいこう、と思います。きっと、私の生活は何も変わらないでしょう。先日、本名を出すタイミングを逸したと書きましたが、本日、公開するきっかけをもらいました。このチャンスを活かしたいと思います。

みなさん、こんにちは。小野寺香織です。これからも、どうぞよろしくお願いします。それでは、本日、残りの時間も、どうぞ良い時間をお過ごしくださいね。バイバイ。

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