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家を整えるシンプルな方法

断捨離、ハウスクリーニング、お掃除家電、家を整える方法は色々あれど、私にとって家を整えるのに最も効果的な方法は、やはり「誰かを我が家に招く」ことなのだ。至ってシンプル。勿体ぶっても仕方がないので、先に結論を言ってしまう。

人を招くというと、友人を招いてパーティをするとか、子供の友達やママ友を呼ぶとか、そんなイメージをし、部屋を綺麗にするということよりも、パーティの準備やその後の片付けまで思いを馳せ、ハードルが高く感じる方もいるかもしれないが、そんな大袈裟なことではない。

ただ、小さな打ち合わせを、最寄りのカフェではなく、自宅にきてもらって行うとか、そんな事務的な用事でもよい。理想は、打ち合わせで「自宅に伺いますよ。」と言われた時に「ありがとうございます。お願いします。」と即答できる状態。でも、そう思える人はどれだけいるだろうか。それが一番楽なはずなのに、私も一瞬悩んでしまう。

一昔前の家屋や豪邸に住む方は「応接室」という部屋があり、お客さまが入れるエリアが限定されるかもしれないが、今の多くの住まいの実態は「人を招く」=「自分たちの生活スペースに誰かを入れる」ということになる。それが人を招くことのハードルでもあり、家を整えるチャンスでもある。

「自分たちの生活スペースに誰かを入れる」と思うといつも以上に気になルことが増えるはずだ。それは、他人の目線で我が家を見つめることができるから。自分が誰かのおうちに招待された時に、どこが気になるかとか、見てしまうかという視点で、否応にも、我が家を見つめることになる。

他人の目線で、30分でも1時間でも部屋を掃除すると、見違えるほど、家が整う。いつもは見過ごしてしまうところも、「人も来るし、ちゃちゃっとでも掃除しよう!」と思えるのだ。私がいつもの掃除プラスアルファでするのは、この辺り。

1:玄関の掃き掃除、タイル磨き。
2:家の臭いチェックと部屋の換気&消臭スプレー
3:洗面所の鏡と水栓の磨きに、水垢チェック。
4:水切りに溜まった食器の収納
5:お花を飾る

普段の生活では、ま、いいかー。後にしよう。今はちょっと時間がない、と諦めてしまう、こんなポイントをほんの30分整えるだけで、部屋は見違えるように整う。

とはいえ、プラスアルファの前の大前提として、大切なポイントも3つ。

1:ものを減らすこと(収納に収まる分のものしか持たない)
2:ものの場所を決めること(場所が決まらないものは持たない)
3:出したらしまうの心がけ

子供がいるとなかなかできないし、整えても、すぐに元に戻されてしまうけれど、1、2、3!のスリーステップができていれば、だいぶ楽になる。

ちょうど昨日、打ち合わせで、人に家にきていただき、いつもより1時間気合を入れただけで、家が見違えるほど、居心地良くなったので、ふと書きたくなった。

自分磨きも、家磨きも「見られる意識」が大切なのかもしれない。
さて、定期的に人を招こう。

Nolla

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