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確実に届くメッセージの伝え方

こんにちは、GOTOです。
noteの毎日更新を決めて、今日で1週間ちょい位です。今日のnoteでは、僕が日頃から苦労している、メッセージの伝え方について書きます。ここを抑えれば相手に届くぞ!っていうポイントを4つにまとめたので、ぜひ読んでみてください。

・伝えることの目的は、ただ1つ

出典を忘れてしまい申し訳ないのですが、メッセージを伝える目的って、実は1つに集約されるんです。それは、相手に行動してもらう事です。これは会話・文章を問わず、全てのメッセージに言える事です。

会社のプレゼンなら、上司の承認を得る事だったり、お客さんと契約することが目的ですし、ラブレターだったら、相手に好きになってもらうことです。これらの目的は、すべて「相手に行動してもらう」ことによってのみ達成されるのです。

それでは、相手にメッセージを届けて、行動を促すためには、どんな事に注意すればいいのでしょうか。僕が見聞きしたことと、これまでの経験から4つのポイントにまとめたので、以下にご紹介します。

・ポイント① 絞る

最も大事なことは、絞ることです。人間ってそんなにたくさんの事を覚えられません。僕の実感ですが、人の話を10分聞いて、次の日に覚えてる内容ってせいぜい1つか2つです。話が理解できなかったり、つまらなかったりすれば、あっという間に会話の記憶はゴミ箱行きとなります。

お母さんの小言にありがちですが、「トイレの後はお尻拭きなさい!」「毎日勉強しなさい!」「人には優しくしなさい!」みたいに、一度にいろんな事を言われると、うんざりしますよね。なのでこの場合は、「トイレの後はお尻拭きなさい!」だけを伝えるのが正解なのです。内容はともかく。

・ポイント② 納得させる

権力でもチラつかせない限り、納得してない行動をさせるなんて不可能です。自分の言いたいこと、書きたいことだけを伝えて、「分かる人には分かるでしょ」ってしたい気持ちはよく分かりますが、少し工夫するだけで自分のメッセージの効果は何倍にもなるんです。

相手に納得してもらうには、理論と感情という2つのアプローチがあります。「おしり拭きなさい!」を納得させたいとき、「拭かないとお尻のバイ菌が増えて病気になるよ」っていうのが理論的な説得ですし、「おしり拭いてくれないと私悲しいなぁ...」っていうのが感情的な説得です。内容はともかく。

・ポイント③ 具体的な行動を示す

自己啓発本の要約とかにありがちですが、抽象的なスローガンだけ掲げて、具体的な行動は何したらいいのか分からないってことがあります。相手に察してもらう事を期待するのではなく、どんどん自分から伝えて行きましょう。

人間って非常に面倒くさがりなので、いきなり負荷の高い行動を叩き付けられると、拒否反応を示すことがあります。行動のゴールが遠い場合は、いくつもの簡単なゴールに分解してあげて、少しずつ相手を動かしていく必要があります。

ちょっとお尻の例では思い浮かびませんでしたけど、そういうことです。

・ポイント④ 忘れさせない

相手に行動を継続してもらいたい場合、自分のメッセージが忘れられないように工夫しないといけません。最も簡単なのは、定期的に伝え続けることです。忘れる頃を見計らって何度も言えば、嫌でも記憶に残るでしょう。

そんなにしつこい事をしたくない場合には、五感に訴える事が有効です。英単語を覚えるときのように、文字とイラストと音声など各方面から情報を与える事で、脳の中で記憶の連鎖が起きて、忘れにくくなることが知られています。

他にも、ユーモアを交えて、面白い記憶として相手に残すことも大事だと思います。学校の先生の話で覚えてるのは雑談の面白い話だけってよくありますよね。

というわけで、相手にメッセージを伝えるポイントを4つご紹介しました。何か言いたいことがあるときは、「言うこと」自体をゴールにするのでなく、「相手の行動を変える」ことを目指すと、少しハッピーになれると思います。

以上、ありがとうございました。
GOTO



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