されど旅は素晴らしい  Travel -hard mode-

趣味と言えるものの中に旅がある。
特に海外を旅するのが好きだ。

初めての海外旅行は大学3年生の春休みだった。
ゼミの先生と学生10名ほどで行ったヨーロッパ。
最初のウィーンで全員解散し、2週間後のパリの宿を予約してあるだけの自由旅行だ。

もちろんネットもない時代。
ヨーロッパ中の列車の2等車に乗れるユーレイルパスを使い、なるべく宿代を浮かすために夜行列車に乗り、ウイーン、ブタペスト、プラハ、ダルムシュタット、フランクフルト、ケルン、パリを旅した。

ウィーンを出てメンバーの半分くらいはブタペストへ、その後4人になり、プラハ以降は2人で行動した。

駅に到着したら、近くのインフォメーションに行き一番安い宿を紹介してもらう。
あとは「地球の歩き方」の地図だけを頼りに歩いた。どこに行くにも迷い、現地の人に道を聞き、言葉は通じず、適当に入ったお店のご飯はまずく、夜行で酔っ払いオヤジに絡まれ、その度に少しずつ逞しく(図々しく)なっていった。

今、スマホを持って1人でも旅をするようになって、自由度が上がり行動半径も広がったし、失敗することもなくなった。
でも、少し物足りないのは何だろう。負荷が足りない。
ゲームで例えると、容量が増えてマップは広くなったけど、EASYモードで全部プレイしている感じだ。(でももうHARDモードな旅は体力的にキツイ)

こんなことを書いていたらまた旅に出たくなってきた。コロナが1日でも早く収束し、また旅に出られる日が来ることを祈りつつ、今日の日記を終わる。


政府がマスクを2枚くれるらしいので、みんな安心してください。(笑)


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